内容説明
裕福な町人を狙った辻斬りが相次いで起こった。現場からは不気味な叫び声が聞こえたという。さる大店から主の仇を討ってほしいと依頼された源九郎は、はぐれ長屋の仲間たちと下手人の捜索に乗りだす。大人気シリーズ第47弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
167
安定も安定のシリーズ第47弾!鳥羽作家の剣劇物は安心して読んでいられる。いつもの仲間もいつものままでこの先も楽しませていただきましょう。『剣の達人も菅井の将棋には勝てない』この関係が微笑ましい。2020/01/12
ひさか
4
2019年12月双葉文庫刊。書き下ろし。シリーズ47作目。辻斬りを成敗する長屋の用心棒たち。今回の辻斬りも、非道。毎度、お馴染みの展開です。2020/08/15
こまt
4
いつもと同じ…と書くのも飽きてしまうほど。でも、ちょっとずつ設定を変えれば、パターンは同じだから、いつまでも続くんだろうなあ。それにしても、当時としては結構な金額の仕事代がすぐになくなるなんて、いくら「江戸っ子は宵越しの金は持たない」って言ったって、無駄遣いしすぎじゃないの。2020/01/04
史
3
欲に取り憑かれた悪鬼を相手に、長屋の民は格の違いを見せつけ退治する。2022/03/05
goodchoice
3
いつもながらのはぐれ長屋一家の物語解決編。そろそろネタ切れですかね。2020/02/11