双葉文庫 はぐれ長屋の用心棒 ： 8 湯宿の賊

著者名：鳥羽亮【著】

双葉社（2014/09発売）

• ISBN：9784575662634

内容説明

盗賊にさらわれた娘を救って欲しいと、船宿の主・長兵衛が華町源九郎を訪ねてきた。さらに、盗賊に殺された両親の敵を討ちたいという娘も現れる。江戸の町を震撼させた盗賊団のいる箱根に向かう源九郎一行を襲う田宮流居合の遣い手とは!? 大好評シリーズ第八弾!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[とし]

はぐれ長屋の用心棒「湯宿の賊」８巻。両親の敵討ちを依頼するお静、強盗に連れ去られた長兵衛の娘を取り戻す依頼で箱根迄、事件の結末は意外な方向へ、源九郎さん女性にもてるのか、お吟さんとは・・・・次巻も楽しみ。

2014/01/05

[史]

悪と悪の争いに、悪で対抗する長屋の民。

2021/12/21

[ひかつば＠呑ん読会堪能中]

今回は江戸だけでなく箱根も舞台ですか。それにしても娘探しを引き受けたらすぐに狙われるとは、敵も随分と早いねぇ。そのわけはおいおい分かるのだが、今回も爺さんたちお約束通り危ない目にあってますなぁ。せっかく当初のメンバー全員で箱根に行ったのに温泉に入れなかったてのもご苦労なことだ。さ、次はお薦めの父子凧だ！

2012/09/05

[nyaboko]

長屋の年寄用心棒頑張る。今回は箱根まで行って帰ってくるという大変な思いをしつつ、途中どんでん返しもありかなり楽しめた。お吟は相変わらずウザい。

2012/09/03

[いえのぶ]

今回の依頼は強盗に連れ去られた娘の奪回と殺された両親の敵討ちの助っ人。犯人は同一の一味らしく、箱根に潜伏の情報から源九郎らは旅に出る。誰が真犯人か？このシリーズのいつものものより少しミステリー調が強いか？

2013/04/16