内容説明
武士の斬り合いがはぐれ長屋の近くで起きた。劣勢の武士を助けた源九郎は、その武士が田上藩士であることに驚く。田上藩の現藩主・青山京四郎は、かつて藩のお家騒動に巻き込まれた際、源九郎たちに長屋に匿われたこともあるのだ。武士によると、またも藩を二分する権力争いが起こっているというのだが……。大好評シリーズ第三十三弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
120
はぐれ長屋の用心棒「八万石の危機」33巻。田上藩の若様青山京四郎さん再び登場、ちょっと安定感ありすぎの用心棒 シリーズになってきたかな?ちょっと変わったメンバーさんが出てこないかな~。2015/08/25
いつでも母さん
26
鳥羽作家、このシリーズもう33巻めにもなるのですね!このところは、飛ばし飛ばしで・・(汗)でもいつもの面々と絶対の安定感で読了でした。もう、このシリーズは『水戸黄門』ばりの存在ですね!『ももんじや』シリーズが好きな私、お待ちしているのですが・・・ 2015/05/15
Book Lover Mr.Garakuta
12
図書館本:面白い時代小説だ。2021/03/27
toshi
11
シリーズ第33巻。 いつものメンバーによるいつものお話・・・。 「八万石の風来坊」で登場した京四郎が田上藩の殿様として再登場。 源九郎の剣も菅井の居合もまだまだ健在。2016/11/05
rakim
11
相変らずの正義のお助け長屋の用心棒ですが、今回は以前に関わった、今は藩主になった若様の田上藩の騒動解決。藩主と菅井さんの囲碁対決は実現しないでしょうねぇ。2015/07/13