内容説明
伝兵衛店に住むうら若き娘おしのとおせんが、ならず者に騙され、望まぬままに男の客を取らされている。そんな噂を耳にした華町源九郎は、苦界からふたりを救い出し、親の許へ帰してやるべく、仲間とともに立ち上がる。しかし、ならず者を束ねる一筋縄ではいかない親分の謀略に、苦戦を強いられる源九郎たち。伝兵衛店に暮らす家族たちの想いをのせた剣は、悪を討つことができるのか!? 大人気時代小説シリーズ、第五十三弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
49
はぐれ長屋の用心棒「長屋の花を散らすな」53巻。安定感バッグンですね、何巻まで続くのかな。2022/10/21
ひさか
25
2022年7月双葉文庫刊。書き下ろし。シリーズ53作目。偉大なるマンネリ。100巻超えも夢ではない。そういえば、タイトルにある花という扱いは、なかったような。この伝でいくと、華、宝、金、銀、なんかをタイトルに持ってこれそうな気がします。目指せ100巻。2022/09/18
犀門
4
No.091★★★☆☆そもそも長屋に住む2人の娘が攫われた?経緯が曖昧だし、余りにも簡単に救出しちゃったし…。その後はいつものように長屋が襲われるわ、悪人の親分もさほど集らずに成敗…云々。まー、このワンパターンが魅力になってしまってるわw。2022/11/07
クイークェグ
4
このシリーズも、もうこれまでかな〜と思わせる程、つまらない作品だった。時間が掛かってもかまわないので、もう少しストーリー性に富み、仲間たちが皆活躍する様な作品を読みたかった。これまでの作品を見てもワンパタ化が否めないのだけれども、何故か読まずには居れない、磁石に引き付けられるものの如く読んでん居たけれども、此度は大変残念であった。2022/07/27
史
3
長屋の民、いつものように問題を解決する。(様式美やマンネリを楽しむものではあるけれども、それにしたって粗すぎるかな。襲撃→確保を三回もやられるとただのページ数を増やしたかったとしか思いませんよ。動機の薄さとかいつもの面々の描き方が薄いとかも含めてちょっと問題しかない巻。シリーズがここで止まるのも納得してしまう)2024/07/15
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