科学2025年7月号

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科学2025年7月号

  • 著者名:岩波書店『科学』編集部
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 岩波書店(2025/07発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)

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内容説明

『科学』は、1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊され総合科学雑誌です。高度な研究成果を専門の枠を超えて紹介するとともに、2001年4月のリニューアル以来、社会と科学の関係を見つめ直すことに焦点をあて、さまざまな立場から問題を掘り下げてお伝えしています。第一線の研究者が自ら執筆し、研究成果を直接社会に還元していることも、本誌の大きな特徴です。
東日本大震災に続き、新型コロナウイルス感染症に見舞われるなかで、科学的知見と合理性にもとづいた議論が切実に求められています。科学と社会をつなぐことが本誌の願いです。

※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。

目次

【特集】競争と共存の生態学
群集生態学とは何だろうか……山道真人
多種共存と多様性崩壊のメカニズム――外来生物の競争が示す統一的原理……鶴井香織
ダーウィンの置き土産――多様な生物はいかにして共存しているのか?……舞木昭彦
草花と昆虫が織りなすネットワーク……篠原直登
植生はいかに形成され,変化していくのか――植生研究の100年と土壌微生物学のフロンティア……門脇浩明
休眠しやすさの違いが支えるミジンコの共存……大竹裕里恵

[巻頭エッセイ] 
障害のある研究者が活躍する未来へ……並木重宏

蚊の吸血の始まりと終わりを制御する仕組み……佐久間知佐子
銀河団の構造形成をX線精密分光観測で解き明かす……佐藤浩介

[新連載]
ウイルス学130年の歩み1 ウイルス学の誕生……山内一也

[連載]
17~18世紀英国の数学愛好家たち2 暦書の中の占星術……三浦伸夫
夜の教室からリュウグウへ――定時制高校科学部の挑戦5
JpGU2025を前に思う――科学部の現在地……久好圭治
言語研究者,ユーラシアを彷徨う12(最終回)チベットの地へ――土族語・東郷語……風間伸次郎
3.11以後の科学リテラシー150……牧野淳一郎
野球の認知脳科学3 わからない球は打てない……柏野牧夫

[科学通信]
ヤンバルクイナの憂鬱――マイクロプラスチックの曝露と影響……中田晴彦

次号予告

表紙デザイン=佐藤篤司

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