科学2024年3月号

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科学2024年3月号

  • 著者名:岩波書店『科学』編集部
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 岩波書店(2024/03発売)
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内容説明

『科学』は、1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊され総合科学雑誌です。高度な研究成果を専門の枠を超えて紹介するとともに、2001年4月のリニューアル以来、社会と科学の関係を見つめ直すことに焦点をあて、さまざまな立場から問題を掘り下げてお伝えしています。第一線の研究者が自ら執筆し、研究成果を直接社会に還元していることも、本誌の大きな特徴です。
東日本大震災に続き、新型コロナウイルス感染症に見舞われるなかで、科学的知見と合理性にもとづいた議論が切実に求められています。科学と社会をつなぐことが本誌の願いです。

※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。

目次

【特集】現代暗号のキーワード
現代暗号の展開と応用……高木?剛
RSAと素因数分解……青木和麻呂
耐量子計算機暗号――標準化動向とアイデア……國廣?昇
楕円曲線暗号と格子暗号の仕組み……安田雅哉
乱数と暗号技術の安全性……縫田光司
ブロックチェーン――暗号技術がもたらす信頼ある社会……松尾真一郎

[巻頭エッセイ] 
博物館の役割と経営難……篠田謙一

がんとは何か――分子からのアプローチ1……野田?亮
寄生虫ハリガネムシは宿主カマキリをどのようにして操るのか――宿主からの遺伝子水平伝播の可能性……三品達平・佐藤拓哉
時差ぼけがストレス神経系を動かすとき……岡村?均・山口賀章・冨永恵子
透視の科学――逆問題の解析解が電池を透視,寿命を予言……木村建次郎・松田聖樹・鈴木章吾・木村憲明
ウナギの不思議――楽に海水に適応できる超能力……竹井祥郎
力学のレンズから見えた「草」と「木」の境目……佐藤太裕

[新連載]
日常身辺の確率的諸問題1 私が結婚できる確率はいくらか?……原 啓介

[連載]
数学者の思案22 数学と入学試験……河東泰之
3.11以後の科学リテラシー134……牧野淳一郎
研究者,生活を語る11【番外編インタビュー第2回】
「仕事より家族が大事」であっていい――田島節子さんに聞く……田島節子
[科学通信]
黄砂が海に与えるプラスの影響――陸と大気と海の科学,時々古気候……長島佳菜
亜種どうしで異なる尿臭――イリオモテヤマネコとツシマヤマネコ……市沢翔太・上野山怜子・宮崎雅雄
次号予告