科学2025年9月号

個数:1
  • 電子書籍

科学2025年9月号

  • 著者名:岩波書店『科学』編集部
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 岩波書店(2025/09発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)

ファイル: /

内容説明

『科学』は、1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊され総合科学雑誌です。高度な研究成果を専門の枠を超えて紹介するとともに、2001年4月のリニューアル以来、社会と科学の関係を見つめ直すことに焦点をあて、さまざまな立場から問題を掘り下げてお伝えしています。第一線の研究者が自ら執筆し、研究成果を直接社会に還元していることも、本誌の大きな特徴です。
東日本大震災に続き、新型コロナウイルス感染症に見舞われるなかで、科学的知見と合理性にもとづいた議論が切実に求められています。科学と社会をつなぐことが本誌の願いです。

※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。

目次

【特集】量子は不思議か?
量子は不思議か?……橋本幸士
もつれる量子と観測者──なぜ私は「量子は不思議」と思うのか……日高義将
量子を不思議にするもの──ちぎり絵の様なこの世界……森田紘平
電子の常識・非常識……谷村省吾
猫よりも友人が問題?……伊勢田哲治
量子と素粒子の不思議……北野龍一郎
量子を捨てよ,そして量子へ……広野雄士
量子力学の世界を拡げる……羽田野直道
量子物理学のいったい何が不思議なのか?……シュテファン・ホイスラー
不可知なものを美的にするとはどういうことか?……久保田晃弘
オームの法則から量子の世界へ……山本貴博
量子力学は人間の特殊性・非普遍性を炙りだす……佐藤文隆
量子力学の驚異――弦から一般相対性理論!……米谷民明
量子とともに……今田正俊
量子の自然観:日本での事始め……筒井?泉

[巻頭エッセイ]
人間性を失わなかった
物理学者リーゼ・マイトナー……中井川玲子

脳は数をどう捉えるか──相対的な数の大きさの脳内表現……林?正道
一見無駄に見えて本当に無駄かもしれない現象の進化──原生生物アセトスポラのRNA編集……矢吹彬憲
植物感染性微生物の二面性──善と悪を分ける分子メカニズム……氏松 蓮・晝間?敬
ドラゴンは夢を見るか──睡眠とクラウストラムと科学と……乘本裕明

[連載]
17~18世紀英国の数学愛好家たち4 教科書から数学を学ぶ……三浦伸夫
3.11以後の科学リテラシー152……牧野淳一郎
ウイルス学130年の歩み3 根絶間近のウイルス:ポリオウイルス……山内一也
[科学通信]
奇跡の出会い! 新種の蝶の化石……相場博明
次号予告

表紙デザイン=佐藤篤司

最近チェックした商品