科学2024年12月号

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科学2024年12月号

  • 著者名:岩波書店『科学』編集部
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 岩波書店(2024/12発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)

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内容説明

『科学』は、1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊され総合科学雑誌です。高度な研究成果を専門の枠を超えて紹介するとともに、2001年4月のリニューアル以来、社会と科学の関係を見つめ直すことに焦点をあて、さまざまな立場から問題を掘り下げてお伝えしています。第一線の研究者が自ら執筆し、研究成果を直接社会に還元していることも、本誌の大きな特徴です。
東日本大震災に続き、新型コロナウイルス感染症に見舞われるなかで、科学的知見と合理性にもとづいた議論が切実に求められています。科学と社会をつなぐことが本誌の願いです。

※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。

目次

【特集】スーパーフレアの時代
2024年5月の太陽フレア……柴田一成
2024年5月のオーロラと磁気嵐……海老原祐輔
宇宙天気予報の最前線……西塚直人
世界を驚かせた太陽型星のスーパーフレアの発見……行方宏介
年輪や氷床からさぐる過去の極端太陽面爆発……三宅芙沙
歴史文献から探る過去の激甚太陽嵐……早川尚志
恒星活動は系外惑星にどう影響するか……野津湧太

動物の死体は誰が食べるのか?――感染リスクが支配する生物間相互作用……中島啓裕・橋詰茜
哺乳類脳における長寿分子――長寿と老化の狭間……戸田智久

[ノーベル生理学・医学賞2024]
小さな線虫がもたらした生命科学の大きな飛躍――いかにマイクロRNAは発見されたか……丹羽隆介

[ノーベル化学賞2024]
不可能と思われていたタンパク質の構造予測とデザインの扉が開かれた……小杉貴洋

[ノーベル物理学賞2024]
神経科学と物理学の融合による人工知能の革新……上田修功

[巻頭エッセイ]
赤い貝殻――木村資生生誕100年に寄せて……千葉聡

[連載]
日常身辺の確率的諸問題10 この人は信用できるか?……原啓介
広辞苑を3倍楽しむ119 竜……川口眞理
言語研究者,ユーラシアを彷徨う5 シホテアリン山中の狩猟民――ウデヘ語……風間伸次郎
3.11以後の科学リテラシー143……牧野淳一郎

[科学通信]
ボルバキアによるミナミキチョウの急速な「メス化」……宮田真衣

次号予告
総目次

表紙デザイン=佐藤篤司

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