科学2024年2月号

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科学2024年2月号

  • 著者名:岩波書店『科学』編集部
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 岩波書店(2024/02発売)
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内容説明

『科学』は、1931年に石原純、寺田寅彦らによって創刊され総合科学雑誌です。高度な研究成果を専門の枠を超えて紹介するとともに、2001年4月のリニューアル以来、社会と科学の関係を見つめ直すことに焦点をあて、さまざまな立場から問題を掘り下げてお伝えしています。第一線の研究者が自ら執筆し、研究成果を直接社会に還元していることも、本誌の大きな特徴です。
東日本大震災に続き、新型コロナウイルス感染症に見舞われるなかで、科学的知見と合理性にもとづいた議論が切実に求められています。科学と社会をつなぐことが本誌の願いです。

※本電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。

目次

【特集】AIのリスクと可能性
AIによる判断がもたらすリスクとAIセキュリティ……佐久間 淳
生成AIが誘発する現状固定化のリスク……中川裕志
人間とAIの感情コミュニケーション――その可能性とリスク……鈴木晶子
パーソナルAIとサービスのガバナンス……橋田浩一
人とAIの共生を考えるには「文化」が重要である……前田春香・翁 岳暄・佐倉 統
AIにおけるバイアスの課題……荒井ひろみ

[巻頭エッセイ] 
ヒトにしかできないこと……永田和宏

鉄で土を肥やす……増田曜子・妹尾啓史
植物はどのように重力方向を感知するのか?――デンプン平衡石による植物の重力感知の仕組み……西村岳志・四方明格・森田(寺尾)美代

[連載]
数学者の思案21 数学者のなり方……河東泰之
研究者,生活を語る10【番外編インタビュー第1回】
 「人それぞれ」の国,アメリカでの子育て――村山斉さんに聞く……村山 斉
3.11以後の科学リテラシー133……牧野淳一郎
ナナメから見る物理学3 曲がるもの大研究!……村田次郎・金井颯汰・坂本智洋・高橋志門・村田 慧
人間の言語能力とは何か――生成文法からの問い4 ニューラルネットワークとガリステル-キング予想……ノバート・ホーンスティン/折田奈甫,藤井友比呂,小野 創〈編訳〉
〈指定討論〉脳の記憶の特徴は多階層性と動的安定性?……深井朋樹
[科学通信]
市民科学で地球温暖化を抑える――N2O消去微生物の探索……大久保智司
大丈夫,マタタビは安全です――ネコのマタタビ反応に依存性なし……上野山怜子・西川俊夫・宮崎雅雄
農薬曝露による鬱のリスク……木村―黒田純子
次号予告