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内容説明
日米修好通商条約批准書交換のため渡米した小栗上野介は、帰国後、外国奉行、勘定奉行、陸軍奉行を歴任し、外交・財政・軍事と各方面に幕閣中で出色の手腕を発揮した。彼の建設した横須賀造船所は日本海軍の礎となり、明治維新政府へと引きつがれた。時流を読み、新国家建設を模索しながらも、薩長の指導達に恐れられ非業の最期を遂げる。
目次
1 密命
2 アメリカ合衆国
3 大老暗殺
4 栄光と挫折
5 慶喜腰くだけ
6 日露国境
7 土蔵付き売家
8 寒椿
9 大いなる遺産
10 闇の刺客