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内容説明
「ゼロ戦」開発における堀越二郎の苦悩を知った櫂は、堀越をユダヤ人科学者・シュバルツたちのもとへと案内する。堀越はそこで最先端のガスタービン発動機を目にし、失っていた航空機設計への夢を取り戻した。そして帰り道、櫂はシュバルツより、旧知のナチス将校・ハインリッヒからの手紙を渡される。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のぶのぶ
17
ちょっとした人間関係や情報収集の遅れ、ちょっとした誤解が絡み合って、戦争への引き金になってしまっている。架空の人物、櫂だが、櫂がいなくても、現実には戦争に導かれている。先のことを考えたり、日本のことを考えてくれたりする人が必要だが、それを分かってくれる人が少ないのだろうし、悲劇に向かわせてしまう人もいるだろう。そうならないようにしていくことが大事だろう。史実のように進んでしまい、開戦、真珠湾攻撃が近づいている。いよいよクライマックスへと突き進み、続きを読むのがとても楽しみ。2022/11/09
笠
4
3.5 新刊読了。ギリギリで米との戦争を避ける選択肢を何度も間違えて、開戦に向けて突き進んでいく日本。山本五十六の櫂への個人的な感情、野村日本大使の拙い英語力とくだらないプライド、新聞記者の浅薄な功名心など、一つ一つの小さな間違いが、最悪のピタゴラスイッチとなって我々も知る結果へと繋がっていく。どうにもならない結末が分かっているだけに、櫂の努力も読んでて虚しいだけに思えてしまう。どこかで山本らが櫂の正しさを知って後悔する展開でもあれば多少のカタルシスがあるかと思うが、覆水盆に帰らず感のほうが高いよな。2022/11/08
糸文
2
★★★★☆2023/08/12
Hiroki Nishizumi
2
ちょっと歴史に近づいてきたかな2022/12/10
愛理ちゃん88
1
あんな東洋の貧弱な国に好き放題やられてはアメリカの面目が立たない。2023/07/18