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内容説明
いよいよ本格的に始まった航空廠での戦闘機製作。櫂は中島の設計主務・小山悌氏の設計理念に刺激され、搭乗員の安全を重視した設計への変更を決意する。しかし、そこには時間や人員の不足、技術的な課題など数々の難問が山積みであった。理想と現実の間で葛藤する櫂は、果たして最良の戦闘機を完成させることが出来るのか――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
46
やっと完成した櫂チームの戦闘機。海軍の三菱と陸軍の中島のハイブリット的なものだけど、どこまで威力を発揮するのか次巻が楽しみです。源田実、大西瀧二郎、淵田さんも登場してますます登場人物が濃いです。2017/04/22
momogaga
33
タイトルの意味するところが良く現れた巻。アルキメデスたちが理想と現実に悩みながら切磋琢磨していく姿は美しい。天才たちが集結する場だったんだな。2019/03/24
のぶのぶ
21
もの作りは何かを良くすれば何かが悪くなる。どこかに妥協し、一番よいバランスのところを見つけ出していく。目的に合わせて考えていく。中学生だった息子の自由研究で納得した。櫂少佐のようにさらに工夫することで性能が良くなっていくが、上記のことは付きまとう。計算シーンもあり今巻は面白い。若い搭乗員のために安全対策を。まだこの当時はよかったのだろう。後々、命を大切だと思う思想が失せていく。初期の戦闘機乗りの伝説が残っているが、腕もよいし経験豊富、機体もよかったからだろう。よいところ取りの戦闘機、採用?続きが楽しみ。2017/04/30
出世八五郎
11
史実と創作をどう絡めていくのか?そこに期待するが、先を見ると結局戦争回避は無理なんだろうと思う。作品として・・・2018/11/17
糸文
4
★★★★☆2023/06/19