朝日文庫<br> 街道をゆく 7 〈7〉 甲賀と伊賀のみち、砂鉄のみちほか (新装版)

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紙書籍版価格 ¥770
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朝日文庫
街道をゆく 7 〈7〉 甲賀と伊賀のみち、砂鉄のみちほか (新装版)

  • 著者名:司馬遼太郎
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 朝日新聞出版(2008/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022644466
  • NDC分類:915.6

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内容説明

甲賀、伊賀、大和、淡路島、そして山陰の砂鉄のみちへ──。歴史の裏舞台で生き、そして支えた、かなしいまでに律義な、日本の職業人、とりわけ物つくり技術者の足跡と、そのありようを語る。

目次

甲賀と伊賀のみち(伊賀上野 ふだらくの廃寺へ ほか)
大和・壷坂みち(今井の環濠集落 高松塚周辺 ほか)
明石海峡と淡路みち(明石の魚棚 鹿の瀬漁場 ほか)
砂鉄のみち(砂鉄の寸景 山鉄ヲ鼓ス ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壮の字

72
伊賀と甲賀のみち~大和・壺坂みち~明石海峡と淡路みち~砂鉄のみち。忍者、修験者、漁労民、海賊、漂泊技術者、渡来農民...歴史の本流からも零(こぼ)れたひとびとの歴史が息づいている。「まことに砂鉄は、私にとってここ数年の屈託である」。"大陸に住むアジア人、半島に住むアジア人、島々に住むアジア人"これぞ司馬遼の東洋史観。湿り気の多い列島のうえで、鉄をもつアジア人が、鉄をもたぬアジア人を逐ったというおとぎ噺。その子孫である日本人が、明治においてスムーズに近代化を果たし得たのも、その湿り気のおかげとある。2019/02/07

さつき

65
甲賀と伊賀のみち、大和・壷坂みち、明石海峡と淡路みち、砂鉄のみちの四編。甲賀、伊賀と大和壷坂はいつか訪れたい土地だったので、とっつきやすかったです。後半二編の方は100ページ超えの中編で、旅として起伏に富んでいて面白かったです。口絵の地図が2011年版なので明石海峡大橋や大鳴門橋も載っていて、街道の旅の時点でもうあったのか気になりましたが、当時はまだ着工もしていなかったようです。隔世の感があります。砂鉄のみちでは、朝鮮半島への思いが随所で吐露されていて印象的です。次は『韓のみち』を読んでみたくなりました。2018/07/25

kawa

52
新年最初の紙上旅は、甲賀と伊賀のみち、大和・壷坂のみち、明石海峡と淡路みち、砂鉄のみち、と盛りだくさん。テイクノートしておく地は、大和の今井と高取城、明石・魚の棚商店街から播淡汽船(今は淡路ジェノバ・ラインと言うそうな)で淡路島・岩屋へ、出雲・吉備辺りの砂鉄遺跡や出雲・光明寺。鉄の伝来と朝鮮渡来人との関係、鉄利用度と民族の膨張性に関する司馬先生の分析が大変興味深い。須田画伯のおとぼけ、くたびれ具合もいい味出ているけれど、ちょっと同情。2020/01/08

AICHAN

29
図書館本。重たい本ばかり借りて読んでいたので、息抜きに『街道をゆく』をチョイス。まず「甲賀と伊賀のみち、砂鉄のみち」。読んでみたら以前に読んだことのあるやつだった。でも、覚えていないことが多かったので堪能。司馬さんの該博さと先見の明にあらためて感心する。「日本は、土地を財産としても投機対象としても無価値にしてしまわねば、自然の破壊などという前に、精神の荒廃が進行し、さらには物価高のために国民経済そのものが破産してしまうにちがいない」とある。これは1973年から74年にかけて書かれたものなのだ。2016/05/27

aponchan

23
当該シリーズ5冊目、面白かった。たまたま、前4冊のうちに第2巻韓のみちを既読だったので、砂鉄のみちは特に興味深く読むことができた。日本における鉄の役割や中国・朝鮮半島と日本との鉄事情(森林等の環境事情)相違がその後の発展に大いに関係したという点は、他の著書からも徐々に腹落ちしてきていると感じている。本書も既に出版されてから40年ほど経過し、更に国土開発等により変わってしまっていると思うが、いつかその片鱗を意識しながらその地を訪問できれば良いなと思う。2019/10/06

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