街道をゆく<br> 街道をゆく 2

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紙書籍版価格 ¥682
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街道をゆく
街道をゆく 2

  • ISBN:9784022644411

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内容説明

1971年の連載開始から96年2月の急逝によって未完のまま閉じた司馬さんの旅は、日本国内にとどまらない。日本に最も近い外国・韓国。2000年の長きにわたる交流の歴史を持つ国を歩き、現代から過去へと遡る旅。

目次

加羅の旅(韓国へ 釜山の倭館 倭城と倭館 ほか)
新羅の旅(首露王陵 新羅国 慶州仏国寺 ほか)
百済の旅(大邱のマッサージ師 賄賂について 洛東江のほとり ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さつき

61
先に『砂鉄のみち』を読み、司馬さんの朝鮮半島への熱い思い入れを知り興味を持ちました。今まで何となく避けていた巻でしたが、色々驚きの連続で面白かったです。旅の途中で出会う強烈な人物や出来事に、不愉快を感じるどころか、どうしてそうなってしまうのかあくまで理解しようとする司馬さんの意志に感服します。秀吉の朝鮮出兵で降伏し、以後朝鮮側に付き戦った沙也可という武将の物語は特に印象的でした。2018/07/29

kawa

45
日韓大騒ぎの時期に読了。長い歴史から見ると中国が親、朝鮮が兄、日本は弟ということか。そういう意味で言うと、明治の時代の日本の朝鮮に対する様々なおせっかいは、お品の悪い行動と兄は見ていたのだろう。兄のげんこつに、弟が飛び蹴りで返した今の図。親もあてにできないのだから、ほとぼりを覚ますしかない。売らんかなマスコミが騒ぎすぎ、それが不幸だ。2019/08/04

かず

29
数ある「街道をゆく」の中から今回本著を選んだのは、勿論、昨今の2国間関係の悪化について考えたかったから。といっても、別にこちらが煽っているわけではなく、あちらが勝手にいきり立っているだけなのだが・・・私は儒教や仏教といった東洋思想を好んで読んだ時期があり、司馬先生の仰る「韓国にはびこる儒教の弊」について大いに同意した。かといって、ヘイト的な論調ではなく韓国の良い面もきちんと書かれており、公平な視点だと感じる。隣に大国があれば健全な発達は難しかろうと感じ、そこには同情の念を持った。日本人は海に感謝せねば。2019/02/07

藤瀬こうたろー

29
レーダー照射で彼の国とゴタゴタしている昨今、タイムリー と言えばタイムリーかもしれません。しかし、司馬先生、要所要所で横道に逸れた話をされますが、これがまた面白い。日本とアメリカにおける個々の兵士観の違いとか、金や李などの姓名に出自があるという話とか、もう珠玉としか言いようがないです。ガイドさんまでうまく話にからめたり、と最早名人芸の域に達してます。取材はおそらく昭和40年~45年位の頃?まだ、「戦後の記憶」は生々しい時分です。もし、今司馬先生が生きてたらお隣の国との関係、どう評してたでしょうね。2019/01/06

aponchan

27
司馬遼太郎氏の作品乱読のうちの一冊として読了。様々な日本人ルーツの説が世の中に存在する中で、朝鮮半島のことを良く知る事の大切さを感じながら読んだ。学生時代に習った三韓時代やその後の百済や任那、高句麗、新羅などの事が少し身近に感じ、理解が進んだ気がする。継続して司馬氏作品を読み進めたいと思う。2019/09/11

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