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内容説明
最後の希望、あるいは最後の絶望。この瞬間、戦争が終わる。
「大和」は使用されず、沈みゆく日本とともにある。
軍令部は櫂が提案したミッドウェー海戦の採用を決定する。
しかし、海戦に一極集中させるはずの戦力を事前の戦闘で多数失い、
作戦の修正を迫られる。
そこで櫂は「大和」の実戦投入を構想。
巨大戦艦の大胆不敵な活用法を提案する。
暗号が解読されたことを日本は未だ知らず……。
田中は決死の覚悟でミッドウェー最前線へ!
戦後、櫂の処分はどうなる!?
戦争の終結、そして最終章へ突入する第37巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
のぶのぶ
16
いよいよミッドウェー海戦。案の定、後手後手に、裏目に裏目に進む。戦力を集中させること、分割してはいけない。目標(ねらい)を一つに絞ること。将棋をするときにも感じるし、仕事をする時もそう思うことが多い。ミッドウェー海戦と聞くと、空母、赤城に乗っていた方と知り合う機会が以前、あった。そのときは、よく歴史を知らなかったので、深く話をしなかったが、今、思うともっと話を聞けば良かったと後悔している。ミッドウェー海戦からは、あっという間に終戦後に。櫂がどう戦犯の裁判に向かうのか、いよいよ最終章。助からないよなあ。2023/11/09
糸文
3
★★★★☆2023/11/22
笠
3
3 新刊読了。ミッドウェー海戦での壊滅的敗戦から、一気に終戦までジャンプ。打ち切り的な処置なのかわからないが、そうだとしてもむべなるかな。ここのところ何の希望も捻りもない展開で、ただただ史実どおりに日本が愚策を繰り返して敗勢になっていくだけだったので、それで面白いわけがない。そして総力戦の末に原爆も落とされて、結局櫂が戦局に与えた影響は何もなかったという結末になってしまった。あまりにも虚しい。作中の大きなテーマだった戦艦大和も沈没シーンすらなく有耶無耶。次巻で完結とのこと、どう着地させるのか見届けたい。2023/11/15
Hiroki Nishizumi
1
むなしいのぉ・・・2023/11/27
Akio Aratani
1
日本軍上官の馬鹿さ加減に腹が立つ。 負けるべくしての敗戦2023/11/09
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