アルキメデスの大戦(2)

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アルキメデスの大戦(2)

  • 著者名:三田紀房【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 講談社(2016/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063827828

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内容説明

戦艦「大和」は無駄か!!? 超巨大戦艦建造計画VS.数学の天才!! 山本五十六ら“航空主兵主義”派は、対立陣営が計画する戦艦「大和」の異常に安い建造費の謎を解き明かすべく、帝大きっての数学の天才・櫂直を海軍に主計少佐として引き入れる。味方も資料も情報も不足する状況の中、櫂は誰も思いもつかないような解法で真実に迫っていく。日本海軍の未来が決まる第2回会議まであと僅か――!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

232
すごいなコンピュータの無い時代にそんな統計学的な手法で式を出していく主人公に驚いた。果たして大和の計画は無くなるのだろうか?続きが気になった。鶴瓶師匠そっくりの人物が面白かった。2017/02/26

ゲンキ

92
表紙の通り、数学の本領を発揮して、悪事を裁いていきます。船の寸法から、費用の計算式を導いていく。数学が出来る人って、とことん凄いなぁ~と、本書を読んで思いました。でも、戦艦大和って、私の知る限りでは、建造され、戦争に向かったので、本物語がどう展開されていくかが、楽しみです😅2022/03/13

57
櫂少佐が賢すぎてついていけないシーンもありましたが終始ハラハラしながら読了。尾崎財閥の娘との今後の関係も気になるところです。2016/11/21

momogaga

38
題名は読む前から気になっていました。アルキメデスについてもっと知りたくなりましたね。方程式を再度学び直します。2019/03/23

のぶのぶ

17
戦艦長門の測定から、相手方の巨大戦艦の建造費用を比率を元に求めていく。決定会議を早められピンチであるが、波動曲線、ラプラス方程式等を駆使して、鉄の量や人件費などを方程式に表していく。以前の台帳を見比べていく。数学的な詳しい理論はわからないが、何となく分かるような気がする。「無駄に国費を投じる巨大戦艦建造計画を葬り去ることが我が本懐」、実際、潜水艦が発達し魚雷を食らえば、戦闘機の魚雷を食らえば沈没する。時代時代で求められる兵器も移り変わっていくのだろうか。巻末のアルキメデスの知識も読みごたえあり。2016/05/14

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