アルキメデスの大戦(38)

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アルキメデスの大戦(38)

  • 著者名:三田紀房【著】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 講談社(2023/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784065341209

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内容説明

追い詰められ、自責に駆られ、その先に櫂が見出したものとは。
櫂と東條、因縁の二人が最後に交わした言葉。
櫂の口から語られる「大和」の最期。
数学で戦争を止めようとした男・櫂直。
彼が辿り着いた未来がここに。

終戦後、櫂は戦争犯罪人の嫌疑をかけられ、巣鴨拘置所に勾留されていた。
連合国軍総司令部からやってきたデビット・クロス陸軍少佐により、
取り調べが開始されるも、櫂は証言を拒否。
デビットは櫂を戦争犯罪人として処刑するため、激しい口調で櫂を追い詰める……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のぶのぶ

16
 そうもってくるのかあ。日本人の「もののあわれ」、「滅びの美学と破壊による浄化」、分析が凄い。大和出撃にも、つながっていたのだなあ。山本五十六の死にも。今、世界がきな臭くなって来ている。それを警鐘する意味でも、この漫画は、参考になる。38巻、読み返したくなる。終わってしまい、とても残念であり、ロス感がいっぱい。2023/12/16

3
3.5 完結。東京裁判やるのかと思ったが、マッカーサーとの獄中対談のあと簡単なエピローグがあって終わり。我々はどこまでも日本人だった、日本人特有の「もののあはれ」の精神のために戦争に負けた、などと言っているが、要するに愚かだったから、バカだったから負けたとしか思えない。功名心、思い上がり、メンツ、保身など軍部のくだらない感情のために泥沼にはまり、あげく原爆を落とされた。個人的には、そんな愚かさを櫂が打ち破ってくれるのを期待して読んでたんだけど…そうはならなくて残念。2023/12/21

糸文

2
★★★★☆2023/12/10

やっぱ本好きだわ

1
もう終わってしまったのか・・櫂と進駐軍との丁々発止の議論が繰り広げられるのを楽しみにしていたのだが。 もっと数学が躍動する話が読みたかったなー。 とはいえ作者の次回作もたのしみだ。2024/04/20

Akio Aratani

1
櫂直が亡くなって終わると思っていました2023/12/11

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