天牌 116

著者名：来賀友志【作】/嶺岸信明【画】

日本文芸社（2022/08発売）

• ISBN：9784537145373

内容説明

赤坂「天狗」新満決戦、男たちの気迫滾る決勝戦!!北岡がトップで迎えた、一回戦オーラス。勝利がために、着々と逆転手を紡ぐ三國と、ラス親の鳴海。そして、満ツモで２着となる柏木。誰一人として、守りに徹する者なき緊迫の局面で、北岡が下した驚きの選択とは……!? 悠久に煌めき轟く、博徒たちの魂。見るものすべてを魅了する、美しき闘牌。その輝きは、決して潰えることはない。麻雀劇画の金字塔、刮目の第116巻!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[解]

読み出すと止まらず一気に116巻まで読了。様々な個性の登場人物が麻雀を極めようとする群像劇。麻雀職人黒沢義明という雀士が死去してから、現役最強クラスの雀士が黒沢を縁に闘牌する様子は、銀河英雄伝説におけるキルヒアイスを何時迄も引きずるラインハルトと同じに思える。殆ど端折り無く描かれる数々の闘牌ドラマの最高潮の場面で原作の来賀友志先生が死去し休載。続きが描かれることがあるのか？あったら読んでみたいし、個人的に好きなキャラクターである八角からこの先のドラマの意見を聞いてみたい。来賀先生どうぞ安らかに🙏

2024/11/09