双葉文庫<br> おれは一万石 : 18 大殿の顔

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双葉文庫
おれは一万石 : 18 大殿の顔

  • 著者名:千野隆司【著】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • 双葉社(2021/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575670646

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内容説明

銚子の〆粕を巡る騒動の末、わずかばかりの利益を得た高岡藩。だが八月の参府の費用にはまだまだ足りず、正紀は再び金策に奔走することになる。一方、小浮森蔵こと高岡藩先代藩主井上正森と正紀たちによって企みを阻止された波崎屋の主五郎兵衛と銚子の郡奉行の納場帯刀は、復讐を果たすべく、小浮の正体を探り始める――。人気シリーズ第18弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はにこ

33
前回から引き続き鰯の商いの話。正国の参勤交代の資金稼ぎに四苦八苦。新たな商いの為にまた借金したけど大丈夫?正森爺は偏屈だけどなかなか魅力的。おトヨちゃんと源之助に恋が生まれるかと思ったけど、深読みしすぎたw2021/12/27

ひさか

16
2021年8月双葉文庫刊。書き下ろし。シリーズ18作目。前作での銚子の悪だくみは再燃し、高岡藩大殿の正森81歳が前作に続いて登場する。高岡藩の金策と正森への対応、また高岡藩に害をなそうとする悪い輩への対応と正紀はたいへんに忙しい。ハラハラドキドキの末の大団円が楽しめました。一件落着かな。次巻が楽しみ。2021/09/17

qoop

10
シリーズ18冊目。高岡と江戸に加え、銚子も主要な舞台として浮上して来たのは意外。前巻からの流れはあるし予想が付いても良い筈なのに。小藩の世継を主人公にした物語という型枠を、藩の存亡にも関わる謎を投入することで外して来るとは。先々代藩主との関係性も徐々に変化しているし、ここからどういう物語が生まれるのか、次巻への期待が益々高まる。2021/08/07

高橋 (犬塚)裕道

8
星2.5。荒唐無稽万歳!面白かったが、如何にも設定、進行に無理を感じる。でも面白けりゃいいのさ。2023/12/27

鮫島英一

8
今回は銚子事件で損害を受けた側の復讐編。狙われたのは先代藩主・正森だった。正森は江戸や銚子をウロチョロしている水戸黄門的人物なので、高岡藩で楽隠居するような器ではない。公儀にバレればただでは済まないという超地雷案件に、復讐者は徐々に気付いていく。「盗人にも三分の理」というが、今回は高岡藩に非がある。悪と断じられないように必死に隠す側と暴く側。攻守を変えた駆け引きが始まった。 2021/12/19

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