双葉文庫<br> おれは一万石 : 12 慶事の魔

個数:1
紙書籍版価格
¥682
  • 電子書籍
  • Reader

双葉文庫
おれは一万石 : 12 慶事の魔

  • 著者名:千野隆司【著】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • 双葉社(2020/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575669909

ファイル: /

内容説明

正紀は子を授かり、山野辺は婚姻が決まった。おめでた続きの正紀たちだったが、好事魔多し。互いに受け取った祝の品は、高岡藩に仕掛けられた罠だった! 陰で糸を引くのは復讐を誓う石川総恒と悪漢商人ども。この窮地を正紀はいかにして切り抜けるのか!? 好評シリーズ第12弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

86
おれは一万石12作目 2020.03発行 字の大きさは…小 美濃今尾藩竹腰家の次男の正紀は、天明6年(1786年)下総高岡藩井上家1万石に婿入りし妻・京と一緒に世子として、藩主・井上正国と共に苦しい藩財政をやり繰りしていく物語です。 此度は、前作の「繰綿の幻」で繰綿の売買で不正を行い、罪を受けた蓬莱屋、郷倉屋の兄弟と大身旗本・石川総恒が組んで、仕返しに幕府に納めるべき極上の菜種油を使って高岡藩井上家の世子・正紀と北町奉行所与力・山野辺内蔵助を罠にはめようとしました。→2020/06/13

はにこ

22
姫が誕生した高岡藩と結婚が決まった山野辺。めでたいことばかりと思っていたらその隙をつかれて大ピンチ!ピンチに陥れたのはまさかのあの人達。人の恨みは怖いねぇ。大活躍だった房太郎にも慶事が訪れると良いね。京のやきもちが可愛らしかった。2020/12/14

hiyu

9
京との間に子が生まれた正紀。同時に生まれるや否や政略結婚の話が出るところ、複雑な心情になってしまう。まさにタイトル通りの中、山野辺の許嫁である綾芽の聡明さ、そして甲や弓の力強さも得て難局を乗り切る。終わりにスッキリしないところがないわけではないが。2020/04/24

高橋 (犬塚)裕道

8
星3.5。面白かった。ある意味ワンパターンだがよくこれだけ次々と思いつくなあ。大したもんだ!2023/12/11

qoop

8
シリーズ12巻。前巻もそうだが主人公たちの行動範囲を広げない作劇は成功だと思う。領地と江戸とを往復してそれぞれの物語を進めていく展開と比べれば確かに地味だが、派手さを狙うと地道にコツコツ積み上げていくことで先が見えてくる本作の旨みが損なわれてしまうだろう。むしろ、こういうのが読みたかったの感強し。地道な探索によって運を引き寄せ活路を見出す展開も、活劇的ではないが良い。2020/11/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15253376
  • ご注意事項

最近チェックした商品

 

同じシリーズの商品一覧

該当件数34件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす