双葉文庫<br> おれは一万石 : 24 若殿の名

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双葉文庫
おれは一万石 : 24 若殿の名

  • 著者名:千野隆司【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 双葉社(2023/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575671506

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内容説明

四代将軍家綱の法要の折に、二人組の侍に襲われていた身なりのいい武家の男児を助けた北町奉行所与力の山野辺に頼まれて、高岡藩上屋敷で男児を預かることになった正紀。身元を明かさぬうえ、自らの屋敷に帰りたがらぬ男児を、妻の京とともに温かく見守る正紀だが、この男児が、意外な人物の子だと判明し──。大人気時代シリーズ、注目の第24弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はにこ

40
いつも藩のお財布事情に悩まされている正紀だけど、今回は狙われた若殿を守るといういつもと違ったミッションで面白かった。両親の温かさを知らない亀こと若殿が、正紀や京の温もりを感じ、孝姫と遊ぶ姿にほっこりした。幕府の政治の渦に巻き込まれていく正紀、今後どうなっていくのやら。正国さんの容態も心配。2023/08/04

ひさか

21
2023年3月双葉文庫刊。書き下ろし。シリーズ24作目。「若殿の名」という題名では、どういう話なのか想像できなかったのですが、なるほどその通りの内容でした。今回は番外編というかシリーズから外れるような展開でしたが、正紀をはじめとするいつもの面々がそれぞれに迷い込んだ若殿の心配や面倒見をするのが楽しく面白い。2023/04/09

qoop

7
いつものような財政面での悩みを中心に据えるのではなく、派閥の力関係に苦慮することとなった本作。ある意味でお約束の定型ではあるが、重心の低い文章だけによりシリアスな読み心地も得る。歳を重ね落ち着きが感じられるようになった主人公の、父親という面がこれまで以上に活かされた作話だったかと。2023/04/12

高橋 (犬塚)裕道

6
星2.5。話は面白いけど一寸羽目を外しすぎではないか?2024/01/26

hiyu

6
財務の安定化に奔走する正紀だが、今回は親心を十分に感じた作。いつもの剣捌きはわきに置かれた感じではあるが、当時の事情を拙いながらも想像すると、今とは到底想像もつかない家存続をかけた駆け引きに暗澹たる思いにもなった。2023/08/08

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