双葉文庫<br> おれは一万石 : 8 囲米の罠

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双葉文庫
おれは一万石 : 8 囲米の罠

  • 著者名:千野隆司【著】
  • 価格 ¥539(本体¥490)
  • 双葉社(2019/04発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575669381

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内容説明

米価は高値をつけたまま動かない。多大な犠牲を払った廻米は江戸市中にわずかしか出回っていない。多くの米はさらなる値上げを狙って隠匿される「囲米」となっていた……。好評シリーズ第八弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はにこ

23
前作でやっとの思いで集めた廻米がどこかに囲われている。それを探している藩士の青山が拐われる。もう出てこないのかと思った房太郎が再び登場。高岡藩のピンチも作ったけど、危機を救うのに尽力したのも房太郎。藩内の揉め事が終わったと思ったら今度は政争。正紀に安息の時が無くて可哀想。京には今度こそ幸せになって欲しい。甘えるのが上手くなったね。2020/09/22

夜の女王

20
苦労して工面した廻米はどこへ?各大名が供出した米が市中に出回らない。米価はますます高騰。正紀たちは幕府の命に逆らい、米を隠し持っていそうな怪しい商家を探る。そこから、老中にまで繋がる影が見え隠れするのだが・・・。定番のエンタメだが、このコロナ禍のご時世だけに、マスクや粉物の品不足に付け込む輩を連想した。時代は変われど、人間のやることは変わらないと思わせる話だった。今の時代にも正紀のような正義感が欲しいもんだ。2020/05/05

hiyu

9
前作からの流れになるのだろう。どことなく暗く、固いイメージがしたのは気のせいか。京のいつもの姿もあまり見えなかったこともちょっとだけ残念。少しずつ対立構造が明らかになっているようだが、よりシビアな現実を突きつけられた時、正紀はどういう振る舞い方をするのか、多分あると思うが次作以降で見ていきたい。2019/04/27

高橋 (犬塚)裕道

8
星3.5。ま、あり得ない様な話だがだから面白い!今回も楽しませてもらいました。2023/12/03

山嵐電撃吹雪拳

7
少し出来すぎの感があるが、なんとか藩のピンチを切り抜けた形となった。ただ、松平定信、信明のコンビがいつ高岡藩の敵になるのかわからない感が残っていて、今後の展開が楽しみでもある。2021/01/26

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