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内容説明
刮目すべき歴史の真実がここにある。漫画を侮ってはならない。桜田門外の変の全貌を大胆な解釈で余すところなく描いたシークエンスは、「風雲児たち」全編を通じて白眉と言える出来栄え。得意のギャグを一切排した凄絶な殺陣に、作者のただならぬ気魄を感じる。卓越した漫画技法とシャープな洞察力の見事な融合。歴史の大きなターニングポイントで敵対せざるをえなかった人々の魂の叫びが、今甦る。従来のギャグ漫画を超越した、これぞ歴史大河ロマンの真骨頂である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロッキーのパパ
14
桜田門外の変は有名だけど、その後の推移は知らなかった。毎度、歴史の隙間を上手にコミカライズしてくれる。でも、こんなにゆっくりしか話か進まないから、幕末を描ききれるか心配になるんだよね。2012/11/30
fonfon
14
この桜田門の描き方!臨場感凄いです、素晴らしいです、みなもとセンセイ、パワー全開!歴史ネタ&昭和なギャクに加えて、劇画作家としても当代一流の作家であると再認識。しかしここまででワイド判から数えて41巻。みなもとセンセイのご長寿を祈ります。健康にご留意されて、思う存分、描いてください。2012/12/01
ひこまる
10
1冊丸ごと桜田門外の変(および始末)。「風雲児たち」はワイド版、幕末編全て読んでいるが、この巻は登場人物一人一人の迫力、臨場感が特に半端ない素晴らしい出来だと思う。(大名オタクが携帯で撮影するなどのギャグがなければとても読み進められない。)様々な僥倖・・・特に井伊家の危機管理能力の無さが重なってあれだけの殺陣で直弼の首を取ったのがたったの数分だったのには驚く。そしてその始末が様々な悲喜劇を呼び、この巻は特に人間の尊厳について深く考えさせられた。果たして彦根vs水戸から日本は内乱に突入してしまうのか?2012/12/15
hirokazu
9
ドラマや映画では井伊の首が落とされると、大抵すぐに場面が変わるものですが、そこは「風雲児たち」、後に残された者たちの話もじっくりと描いてくれています。何もしなかったがために罰せられる者の悲劇もあれば、大真面目に死人を「生きている」ことにする喜劇もあり。ちなみに作者が92ページで触れている書き下ろし部分は、第三章の井伊家から飛び出してきた彦根藩士たちです。連載時は第一陣で「武装した藩士」たちが飛び出してきたことになっていましたが、単行本では第二陣になっています。2012/12/04
CCC
7
死んでも死にきれない井伊直弼(ダブルミーニング)。桜田門外の変の巻。しっかりと腰を入れて調査、考証をしている。ただ井沢元彦ソースはやめて欲しかったなあ。ちょっとした小さな部分だけど気になってしまった。2021/09/08
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