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内容説明
安政の大地震で大きな被害を出した江戸。その江戸をあとに若き勝海舟たちは長崎海軍伝習所に向かう。ますます佳境に入る歴史大河ギャグ、待望の最新刊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
CCC
6
災害に始まり災害に終わる巻だった。吉原の話は辛すぎる。最初はモトって誰だったかなあと思ったけど高野長英の娘だったか。救いがないなあ。講武所のエピソードでは笑った。軍事訓練を受けたくない武士が一斉隠居。戦いたくないでござる!2021/09/07
アライニコ
5
ハリスが貿易商人であると共に、ニューヨーク市教育委員長としてアメリカ初の授業料免除大学を設立し、下層移民の労働者に高等教育の道を開いたとか、こういうの学校で教えろよと思いました2012/03/19
おかまたけ
4
悲劇ではあるものの、高野長英の娘?の話が雲竜奔馬から転載されていたのは非常に有難いです。2006/12/30
denz
3
安政の大地震からハリスの登場まで。地震対応の素早さなど徳川政府もしっかりやっているのだが、講武所の描写ではこれは潰れるわなぁ、という感想を持ってしまう。手塚良仙が再び登場するが、『陽だまりの樹』では女遊びが楽しみな江戸人的快楽主義者だったが、この作品ではその曾孫を意識したストイックな人物として造形されている。『福翁自伝』では、女遊びについていたずらされるのだが、どうなるんでしょ。2011/12/13
Jiemon
2
安政の大地震(1855)では22万人の死者がでたが、年が明けると世の中が落ち着き始めた。しかし、将軍が通る道は窓や戸を閉めなくても良いというお触れ、踏み絵の廃止、大型の船の江戸湾出入り等、世の中の変化が感じられるようになってきた。最後の江戸を浮世絵にしたのが、安藤広重で、彼の作品「名所江戸百景」 この作品のおかげで、昔の街並みを知ることができる。自然に開国に向かうと思いきや、これから血なまぐさい内戦が始まる。2020/07/05