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内容説明
外国船の来航、攘夷運動の高まり、そして安政の大獄。260年の泰平を享受してきた日本が大きく変化しようとする時、桜田門外の変により大老・井伊直弼が暗殺され、徳川幕府は大きく揺らぎだした。そんな折、薩摩は島津久光を旗頭に掲げ、兵を率いて再び上洛する計画を実行しようとしていた。しかし、そこに西郷隆盛が現れ……風雲急を告げる幕末を描く、歴史大河ギャグ!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
125
この巻は薩摩藩の江戸屋敷を焼いてしまい幕府から金をせしめて藩の再興をはかっていくという話が中心になっています。大久保一蔵やのちの西郷隆盛や藩主の島津久光とのやり取りが面白おかしく書かれています。それにしても1巻の話がほんの少しの時代なのでいつまで続くのやら気になってしまいます。2016/05/10
てん
21
発売日マークしていたのに買い忘れ。今回は坂下門外の変が中心。相変わらず、歴史の教科書の隙間を埋めるような内容。この巻で将軍家茂と和宮の婚儀がやっと終了。島津久光の上洛を巡る、大久保と西郷の考えの相違が明らかに。知らないことばかりでした…。2016/05/04
ロッキーのパパ
18
評価は★★★(満点は★★★★★) 西郷が物語に戻ってきた。薩摩以外の話がほとんどなく、その点が寂しい。2016/05/03
またおやぢ
15
時代は倒幕に向かって加速する。ただでさえ人材不足の幕府であるのに、坂下門外の変などを起こされちゃあ、当に泣きっ面に蜂状態。一方、西郷が復活した薩摩では、久光の上洛を巡り、西郷と大久保の価値観の違いが明確に。明治維新の大立役者でありながら、今ひとつ人気に欠ける大久保利通であるが、それは目的の為には手段を選ばないやり口と、手段が目的に変容する事を繰り返し容認してきたからなのだろう...と納得するシリーズ幕末編第27巻。しかし、この漫画の中毒性は強すぎますな。2016/05/12
ちゃきんさん
11
地味ぃ~に語られる坂下門外の変と薩摩が主の27巻。少しずつクライマックスに向かい、幕末のメインキャスト達が舞台の中央に集まりつつある感じ・・・と、思ったらほとんど語られていない有名人もまだたくさんおりました。先は長そうですがこれからも丁寧にお願いします。楽しみにしております。2016/04/29