SPコミックス 風雲児たち 幕末編 17巻

著者名：みなもと太郎【著】

リイド社（2013/12発売）

• ISBN：9784845838837

内容説明

密勅降下を企てた犯人捜しを始めた幕府大老・井伊直弼。薩摩の西郷にも幕府に手が。一方、長州藩では吉田松陰が…

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ロッキーのパパ]

安政の大獄進行中。これが幕末の政変が倒幕と言うハードランディングになってしまう引き金だということがよく分かる。ここまで主役級で活躍してきた松陰先生の命脈もあとわずかか・・・

2010/08/06

[もくたつ（目標達成）]

ロシアへの漂流民達の悲しい末路。日本の閉鎖的で未熟な文化水準。松平定信の失脚。杉田玄白の功績。伊能忠敬の偉業。猛スピードで歴史を駆け抜けた一冊。読み応えがあった。

2017/09/17

[むらて]

安政の大獄真っ只中。でもまだ井伊が大老になって1年足らずなのね…　歴女も福山龍馬のにわかファンも日本史を学ぶ中高生も、とにかく皆んなこれを読むべきだよ！　各学校の図書館にはなにはさておき、是非全巻揃えて置いて下さいませ！　それだけの価値は十二分にあるから！　お願いしますわ。他のどんな本読むより、歴史を見る目が変わりますよ。マジで。

2010/08/12

[denz]

西郷と月照の入水から、吉田松陰の「狂」による長州藩の登場、そして岩倉具視と孝明天皇の策謀。重野安繹によると、西郷は月照の心境を察して突然彼を持ち上げて入水したとか。これだとかなり無茶な「心中」であるが、薩摩武士らしい感じもある。「二十一回猛士」の解説が勉強になりました。

2011/12/31

[くぁっしぃ]

安政の大獄が始まり、大混乱の幕末の日本。 長州のこまったちゃん（笑）寅次郎先生が暴走！？ 信念を貫くのは難しい。

2011/05/22