内容説明
かつて、南部辺境区で最悪最凶の貴族として恐れられたギャスケル将軍の領地に、Ｄはさしかかっていた。途中、“犠牲者”の村の生き残りのロザリアを拾ったり、輸送隊のメンバーと行を共にしたりするが、行く先々で、水死人の攻撃、人間消滅など、あまりにも怪異な出来事が連続してＤを襲う。すべては、陽光の下で処刑されたはずのギャスケルの存在を暗示していた。果たして、彼は蘇ったのか。それは――何故！？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
お腹ボン！
6
”D"を読む切欠になった最初の一冊。背景は1巻に似た雰囲気、西部劇の様な舞台に未来的な要素もあり、妖魔に貴族にヒロイン、”D"の原点に戻った様な話の展開。全体的な内容は覚えているけど、１頁毎に見る言葉は全く思い出せず始めて読んだ様な感じ。改めて1巻から続けて読んできたので話の内容も納得でき、読み易かった。今度もまた強敵揃いだけど、今迄読んで解った事、”D"は本来不死身だけど、左手さんの活躍もそりゃぁ～もう物凄く大きくて絶対絶命しない。まだ左手さんとの縁に触れてないので今後が楽しみ。2015/10/09
