内容説明
「ムマへ行け」――死にゆく貴族が投げつけたこの呪詛の言葉は、なぜかDの心を騒がせた。魔道士オリガを訪ねて、自らの中に封印された過去の記憶を掘り起こそうと試みた後、Dは狂ったように馬を飛ばして、とある辺境の村へ向かった。だが、Dがあらわれたとき、その村・セドクでは、すでに異変がはじまっていた。常に己を律し、孤独な夜の世界を歩んでなお揺るぎない最強の戦士・Dの存在を脅かすほどの異変が――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
神太郎
8
Dがもう一人登場するということで、いよいよD出生の秘密が明らかになるのだろうかとワクワク。そして良い所で1巻は終わった。続きをゲットしているので早速とりかかろうかと思う。今までとはかなり趣が違うのでなかなか面白い。2014/12/29
arianrhod
3
おー、いい感じ。やっと繰り返し小出しで、読者の生殺しだったDの出生の秘密に着手するような布石が。2巻め読むまでは、1巻目の偽Dの説明が真実かどうか解んないし、作者はぷぃと気が変わるかもりれないので、信用するかどうかは保留としておこう。ともかく飢えている情報である、Dの出生と神祖話、ありがと万歳。もっと出してくれてもいいのに。でも今回はニセモノと呼ばれつつ、姿形は美丈夫でクリソツな、黒王子と白王子的に麗しいDが二人も行ったり来たりして嬉しいかったです♥どっちのDのとも構えずすんなり(続く)2019/07/21
りんふぁ
0
二人もDが!ウットリしてしまいます。左手さんの軽快なトーク好きだなぁ。2013/10/06
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