朝日文庫ソノラマセレクション<br> 吸血鬼ハンター7 D―北海魔行[下]

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朝日文庫ソノラマセレクション
吸血鬼ハンター7 D―北海魔行[下]

  • 著者名:菊地秀行【著】
  • 価格 ¥630(本体¥573)
  • 朝日新聞出版(2012/08発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022655073

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内容説明

凍てついた海辺の村に、わずか一週間だけの束の間の夏が訪れた。だが、待ちわびた夏は一年に一度、犠牲者を求めて海から貴族が上がってくる季節でもあった。そして、珠を狙う五人の戦闘士や奇怪な老人等とDとの抗争が、今年の夏にさらに凄惨な彩りをそえていた。夏の第一日目、ついに死闘の幕は切って落とされた。壮大なスケールと圧倒的な迫力でおくる<D-北海魔行>完結編!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

おかむー

51
吸血鬼ハンターシリーズ第7作下巻。ボリュームがある分、いくぶんとっ散らかってる感も見られなくもない。『よくできました』。北の漁村の僅か一週間の夏に、海から訪れるあり得ない貴族の正体とは?いずれ劣らぬ魔人たちの入り乱れる闘いの結末は…■最初に書いたように風呂敷広げまくってとっ散らかった感はあるものの、それでもクライマックスには“貴族”との一騎打ちで一本筋を通してまとめているのは著者の腕というものですね。もの悲しくも希望をみせるラストも好感触。2017/04/23

神太郎

14
多少強引な部分とかもあるが、おおむねテンポもスピーディーで読んでいて面白かった。吸血鬼の男女がお互いの血をすすりあうシーンは絵としては美しくもグロテスクだ。正に怪奇としか言いようがあるまい。今回は痛みを伴うエンディングであり、Dの容赦ない部分がはっきりと明示された部分もあり、彼の旅路が一体どういう終着点を迎えるのか。本当に楽しみである(終わるかどうかも分からないけれども)2013/08/25

お腹ボン!

9
全巻の砂漠から今度は海~!でもって敵が多過ぎ~!今回怪しい空間は無いのにやたら強い妖術使いが目白押し。毎回関心する、凄過ぎる術の使い手が次から次と登場。手首を切り落とされるわ心臓貫かれるわ、何度やっつけても蘇る敵やら、もう、それ以上”D"を甚振らないで~!って、でも主人公だしこの先まだあるし、そう簡単には死なない”D"なんですね。最後サモンの妖術で現れた婦人ってもしかして”D"のお母さん?う~、気になる~。で、珍しく始めから最後まで男気なドワイトの存在が微笑ましく、トトも憎めない奴で明るく終わった感じ。2015/09/12

Hugo Grove

6
敵が多すぎていまいち焦点がぼけてたような気がするが、それでも十分におもしろかった。己には思いでさえも何の躊躇もなく切り捨てられるのに、他人には優しいのだ。そしてけして約束を破らない。壮絶なほど美しく何をも受け付けない暗黒の冷たさがあるわりに、心は人に近いのかも。2013/01/21

arianrhod

5
初の上下巻。いつもよりゆったり書けた分登場人物も少し多めでした。Dの左手のお爺ちゃん、時折主役のD以上の活躍をみせますよね。なのに名前がないなんて可愛そうなので、最近勝手に命名「左甚五郎」wなんで彼の左手に合体してるのかな?いつか、そのいきさつも書いてくれるのでしょうか?Dは恋しないなー、つまんないなー。次はそんなことも、ちょろんとあるかな、無いかな、なんて思いをめぐらせながら、これからの旅を楽しみにしたいと思います。2015/05/01

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