朝日文庫ソノラマセレクション<br> 吸血鬼ハンター9 D―蒼白き堕天使1

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朝日文庫ソノラマセレクション
吸血鬼ハンター9 D―蒼白き堕天使1

  • 著者名:菊地秀行【著】
  • 価格 ¥510(本体¥464)
  • 朝日新聞出版(2012/08発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022655103

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内容説明

旅のあいだは吸血を禁じるとの条件つきで、クラウハウゼンの村へ送ってほしいというバラージュ男爵の護衛依頼を、Dは承諾した。青いマントをまとったその美しい貴族は、西部辺境統制官である父を弑する旅に出るのだ。貴族と貴族を狩るハンター、本来なら到底あり得ぬ奇怪な組み合わせの一行は、間違いなく選りすぐりの刺客たちが待ち受ける危険な街道へと、歩を踏み出した。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

お腹ボン!

8
斃すべき相手の貴族からの依頼で護衛をする事になった”D"。依頼者の青い男爵は中々好感の持てる貴族。青男爵と黒騎士のイケメンツーショットの長い旅の始まり~。道中出会った親を亡くした姉弟、生粋の貴族の美女、最後の方で魔術師から逃げて来た女性。”D"と共にする事で危険は避けられないし貴族に対する恐怖感を与える為子供でも敢えて置き去りにしてしまう、けどなんやかやで結局一緒に連れて守ってくれる”D"の冷た過ぎる言動の中の優しさが魅力的過ぎる。道中の敵もまた凄技揃い踏み、道連れの面々も本当の味方なのかまだ解らない。2015/09/26

神太郎

8
Dと貴族。この間柄は決して変わるはずがないと思っていた所に、Dと貴族の旅物語だ。一筋縄ではいかない物語になりそうだという期待感がある。さらにそこに人間も旅に加わるのだから物語がどう展開されていくのか先が読めない。貴族は人間に、人間は貴族に何を見いだすのか。相変わらず敵の刺客が個性的!2013/12/29

Hugo Grove

7
いつも感心するのは、よくもまあ毎回いろいろな妖獣やら変機械動物とか一杯考えつくものだ。絶世の美貌を持つ青貴族とDの旅。きっととんでもなく美しいのであろう。しかし、毎回回を重ねる度にDの実は優しくていい人度が上がっていくなあ。続きもの故次ぎに行きます。2013/03/28

arianrhod

5
蒼白き堕天使の話は珍しく長め。4冊読み上げる間に漠然とする秘密の片鱗か何かをつかみとれるのか?それとも未だ見られないDの特別なシーンが垣間見れるのか?後書きでスランプの弱気を吐露している著者だが、シリーズは現行続いているのでなんとか頑張り乗り切ったのだろう。しかし別のところで、寄る年波にそろそろ数あるシリーズを一つづつ閉じていこう計画があると読んだような…。それでもDは後回しになると匂わせていた。遅れて参戦した私としては近々の作品以外の入手は本当に苦労ものだ。でもDの全てを知りたくて収集努力中です♥2018/11/03

りんふぁ

2
Dが貴族を守るですと!ビックリな出だしで始まりました。依頼人の男爵が、意外といい貴族というか…貴族らしくないというか。貴族って色々ね。2015/03/05

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