内容説明
美貌の吸血鬼ハンターDと貴族の戦いを描くロングセラーシリーズ。Dは6人の〈集合戦闘体〉=六鬼人を討つべく、北部辺境地区の街ドルシネアに向かっていた。そこは昼は人間だが、夜は妖物へと変貌する住人たちが暮らす無法の街だった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おかむー
59
吸血鬼ハンターD34作目、冊数にすれば46冊目…な・ん・だ・が、50巻を手前にしてイマイチというかガッカリというか、ぶっちゃけ今回はひどいなぁ。ここ数作気になっていた状況が理解できない描写の雑さ、誰にも感情移入できない登場人物のおざなりな扱い、物語の清涼剤であったベタなぐらいの人情話も今回はほぼないに等しい。あとがきによれば「夜市」がテーマだそうだが、それが伝わってこないぐらいにはすべてが雑。読む俺が擦れてしまったのもあるかもしれないけれど、著者の衰えを感じざるをえないなぁ。2018/09/12
眠る山猫屋
50
ちょっと集中できなかった理由は、Dも他の登場人物たちもぼやけてしまった事。ダンピールとは違う“まがい者”たちの町を支配する六人組や賞金稼ぎのショートも、良いキャラになったと思うのだが、今一つ強くないし絡みも弱い。ハリウッド映画化もいいけど、物語がDの単なる寄り道のひとつに感じられてしまった。辛口ですが、次回に期待してます。2021/07/02
しゃお
19
〈吸血鬼ハンター〉シリーズ34作目。前半、物語に勢いがあってこれは久々に傑作になるのかもとの予感がしたんですが、後半は失速。神祖の実験体との対決や神祖の作った謎の球体の目的など、設定が面白かっただけに、いろいろ投げっぱなしで結局なんだったのか何も分からず著者に煙に巻かれたかのよう。「夜市」をモデルにしたという本作だけに、「夜市」に紛れ込んで幻を見たかのよう・・・という感じを読者が受けれるようにとの著者の思惑だったなら凄いかも(笑)。2018/09/27
中島直人
10
読了。失速感というか、なげやり感というか、虚しい読後感しかない。一桁巻まで感じられた感動を期待して、ここまで来たら意地でも最後まで読んでやる。2018/10/19
ブー
5
”D”最新作。今巻も向かう都市への経緯も落とし所も良く判らない巻でした。ただ、神祖が作ったという機械の破壊が目的だったのは判りますが・・・その経緯といい、そこに繋がる線というか、関わる人々の経緯が良く分からない。始めても知れない途中で萎えたのは・・・2018/09/16
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