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内容説明
1999年の大晦日。フジタはいつもの年と同じように、四国にある安閑寺というさびれた寺で新年を迎えようとしていた。その寺でフジタは、毎年元旦から遍路を始める難波という老人に加え、今年は青島という青年とも一緒になる。この青島は、コンピュータやパソコンという言葉を聞いただけで、途端に気分が悪くなる妙な男。実は彼は、東京の医療機器メーカーの営業マンで、2000年問題を前に心身ともクタクタになり、会社から逃げてきたのだった。そんな青島に難波は「すぐに東京へ帰れ」と諭す。その理由は…?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
wata
52
指輪が15年目に届いたバレンタインデーのプレゼント。ちゃんと届いて良かった。本人から渡されたらもっと良かったのに…2016/08/06
くりり
35
はじけたバブルの後始末2016/08/02
山田太郎
27
再読のはずなのに、まるで記憶なし。感想書いてるけど、短すぎてわかんないよ、俺のバカ。前の巻までは多少記憶残ってたのに。2018/11/27
山田太郎
16
前回5年前の感想とまるで同じこと考えていてまるで成長ないというか55歳で成長もないが。でも、年取っても勉強し直せと言われてももう頭に入ってきません。しかし、フジタくらい知識あるのがいいのか知識なくても感性で理解するサラちゃんがいいのかどっちがいいのか悩む。頭悪くて鈍感なわたしとしては。2023/04/29
ムーミン2号
7
第20巻の初版が2000年11月。最初の「同行三人」が2000年問題を題材にして作られているので、そう言えばそういうこともあったなぁ、と。仕事上では何の問題もなかったが。サブタイトルになっている「KYOTO POP」は、古都であっても例えば鹿苑寺舎利殿(金閣)なども造られた当時は相当にPOPだった、というもの。だたし、そこに住む人にはそれでは生きていけない問題もあることをサラリと描いている。最後の「from the North Hotel」、直訳すれば「北の宿から」。都はるみの歌と物語が面白く絡んでいる。2018/12/29