内容説明
世界遺産の町サフランボルでくらすエブラール。かわいらしい木造家屋の2階は、お母さんがきりもりする小さなペンションになっています。エビム(トルコ語で、「わたしの家」という意味)というペンションの名前は、お客さんに自分の家のようにくつろいでほしいと願ってつけられました。エブラールは、お母さんの仕事を手伝ったり、トルコの伝統的な料理を教わったりしながら、石だたみが広がる美しい町でくらしています。将来友だちになるかもしれない、だれかの毎日。世界36か国で写真家が撮り下ろした、「世界のともだち」シリーズの24巻目。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
63
自宅の二階をペンションにしているそうで中庭で食事をしている写真が載っていたけど色とりどりのお花に囲まれてすごく素敵。お母さんの作るご飯がどれも美味しそう!2021/12/26
ツキノ
13
トルコの10歳の女の子、エブラール。自宅の2階がペンションだという。無料の文化学校があるというのがいいな。エブラール一家と過ごしたのは『人間の尊厳』の林典子さん。2016/06/08
猫
8
図書館本。いろんな国の子供たち(ともだち)の生活を覗いてみよう、なシリーズのトルコ編。自宅の2階は母親が営むペンションで、エブラールもお手伝いをしたり、お客さんと上手に仲良くなったり。イスラム教徒で、ラダマンに自分の意志で断食したり、コーランを習いに行ったりと信心深い。こういうのはお国柄、もあるんだろうな。2019/02/11
みなみ
3
民族衣装がきれい。学校が終わったあと文化学校に任意で行ける制度が良いなあと思う。料理もたくさん出てきて魅力的。2017/12/25
アキコ
3
トルコの世界遺産のひとつであるサフランボル旧市街に住む少女・エブラールを撮った本。写真がその土地の生活を伝えています。トルコの学校の写真が興味深かったです。2015/08/20