内容説明
大都市ヨハネスブルグの近郊、ソウェトというかつての黒人居住区にシフィウェはくらしています。夢はサッカー選手。勉強よりも、友だちとの遊びよりも、ボールをおいかけることが大好きです。将来友だちになるかもしれない、だれかの毎日。世界36か国で写真家が撮り下ろした、「世界のともだち」シリーズの14巻目。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
65
アパルトヘイトが撤廃していると言ってもやはり差別はあるんですね。悲しいことだ。女性がパワフルで強い国!2021/08/01
ツキノ
12
かつてのアパルトヘイトによってできた地区ソウェトに住む6年生のシフィエ(ジュニア)一家。ズールー族で学校の社会の授業ではアパルトヘイトとその廃止に力を尽くしたネルソン・マンデラ元大統領のことをかなり時間をかけて詳しく学ぶとか。制服は自己負担なので、水曜、金曜は自由でいい(1着の制服を洗う日)というような、具体的な内容がいい。南アフリカには11もの公用語があるのか…子どもたちのふだんの生活からみえてくるその国の事情。2016/05/03
猫
11
図書館本。いろんな国の子供たち(ともだち)の生活を覗いてみよう、なシリーズの南アフリカ共和国編。悪名高いアパルトヘイトで作られた黒人居住区の一つソウェトに住むシフィウェは放課後は毎日サッカーの練習という、サッカー少年。小学校の授業や教科書などは無料だけど制服は有料で、1着しか持てない子のために水曜と金曜は洗濯のために服装は自由だそう。柔軟で良いシステムだと思った。授業は平日60分を6時間でぎっしり。給食もあり、結構しっかりしたシステムだと思ったけど、義務教育は中学校の途中で終わってしまうのだそう。2018/09/02
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
5
4年生冬休みおすすめ絵本のブックトーク。国語科の教科書で紹介されてい本や単元、著者の本などを紹介。隣国、戦争・内戦がある国、貧しいと言われている国に絞って紹介。誰もが友達になれそうだし、自分たちと変わらない日常を過ごしているのに、そこには大きな影がある…。2023/12/20
うさっぴ
4
南アフリカ共和国はまだまだ大変だと思った。もっと詳しく知りたくなった。2014/11/14