内容説明
ドイツの首都ベルリン。かつては東西に分かれて行き来もできなかったこの街も、いまでは様々な国から人々が移り住むにぎやかな都市となりました。ここに暮らす12歳の男の子、クラースは、自分でなにかを作り出すのが大好き。太陽光電池をつくったり、キックスケーターを修理して使えるようにしたり、工夫を凝らしています。ピカピカになったキックスケーターで生き生きと街を走り抜けるクラースの毎日を紹介します。将来友だちになるかもしれない、だれかの毎日。世界36か国で写真家が撮り下ろした、「世界のともだち」シリーズの32巻目。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
65
お父さんとの物作りって絶対楽しいよね。いらなくなったものを外に置いておき、欲しい人が貰っていくシステムはすごくいいと思う。2022/01/31
ケディーボーイ
29
「将来、ともだちになるかもしれないだれかの毎日。世界36ヵ国で写真家が撮りおろした、『世界のともだち』シリーズ!」 ベルリン、クロイツベルクの丘に住むものづくりが好きなクロース。 通ってる基礎学校(日本の小学校にあたる)では教科書は買わずに、代々みんなで共有してるそう。 やっぱり手を挙げる時は人差し指を立ててあげるんだな。 ベルリンの標識、旧西側は白地、旧東側は青地は知らなかった。 語学留学した際にベルリンには1日立ち寄っただけだったが、緑あふれる自然と新旧の建物が一体となった良い街だった。2022/02/15
猫
11
図書館本。いろんな国の子供たち(ともだち)の生活を覗いてみよう、なシリーズのドイツ編。「小さなハカセ」に科学者系かな?と思ったら、エンジニア系だった。おじいさんゆずりの物づくり好き父子&兄弟。ドイツの人は物を大事にしてあまり捨てず、いらないものも外に出しておくと必要な人が貰って行くのだそう。10歳から12歳で進路を決めるそうで、日本人の目からしたらずいぶん早いな、と感じた。2019/06/08
ツキノ
8
世界のともだち32 ベルリンで生まれ育った男の子クラース。手作りのプレゼントが素敵。子どもの本がたくさん並ぶ老舗の本屋さんアナグラム書店のショーウインドウのクリスマスの飾りつけをクラースがレゴで作る。素敵だなぁ…ベルリンにはトルコからの移民が数多く暮らしているとか。2016/10/09
たんぽぽ
4
モノを大切につかうドイツ。古い建物が新しいものも受け入れるベルリンの中で息づいていて素敵。本屋さんでのレゴによるクリスマスの飾りつけや、キックスケーターの修理に打ち込むクラース。おじいちゃんゆずりのエンジニア精神が光ってる。2017/07/23
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