内容説明
小学6年生のヌックが暮らすのは、首都のバンコク。緑と水がゆたかな、常夏の街です。バンコクで生まれ育ったヌックは根っからの都会っ子。ピアノの演奏や、本を読むこと、お買いものが大好き。お気に入りのスマートフォンを片手に、都会の毎日を思いっきり楽しんでいます。
将来友だちになるかもしれない、だれかの毎日。世界36か国で写真家が撮り下ろした、「世界のともだち」シリーズの15巻目。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
72
両親が社長とのことで裕福な家庭の日常になるのかな?ご飯は外に食べに出た方が安くすむとのこと。食事中にケータイをやるのは有り??スーパー内にもお釈迦様がいるのはさすが仏教の国。2021/08/09
のぶのぶ
37
この子も両親が木材の会社を経営しているので、裕福な家庭であるが、ショッピングモールなどがあり、日本とかわらない暮らしをしているが、多少、少し古き時代のよい時期の日本のような感じがする。夕食は、まだまだ、外の屋台に食べに行く方が安く、まだまだ、手料理。ピザやカレーも入ってきているが、コンビニや電子レンジではないところがいいなあ。水掛祭りも楽しそうで、タイは、4月が一番暑いらしく、学校も五月始まり。寺院へのお参りがあるなど、古き日本の豊かな時代を彷彿させる。そのままでいてほしい感じがする。2019/02/09
猫
10
図書館本。いろんな国の子供たち(ともだち)の生活を覗いてみよう、なシリーズのタイ編。スマホとタブレットとパソコンを使いこなす、今時の都会っ子のヌック。食事中でもスマホが手放せない姿は日本の子と被るけど、スーパーに仏像があったり、誕生日にはお寺にお参りに行ったりというのは仏教の国らしい。穏やかな優しい笑顔は、微笑みの国、というのがしっくりくる。2018/09/16
たんぽぽ
9
「ほほえみの国」タイ。11才のヌックが主人公。途中12才の誕生日を迎える。バンコクでは家庭料理より、店で食べる料理の方が安いというのは、うらやましい面も。その料理の写真がどれも美味しそうで・・・。私立の学校だからかは分からないけれど、学校の食堂に屋台まで出ている。スマホを与えると、ついいじりがちなのは、どこの若者も一緒か。誕生日のお礼で寺参りをしたり、スーパーに仏像があったり、仏教が生活に深く根付いている様子も印象的だった。2017/10/16
みなみ
6
ヌックはパソコンとスマホとタブレットを使いこなす。K-POPを聞き、日本食を食べ、英語を習い…グローバルだ。この本でもタイは微笑みの国と紹介されているとおり、本当に笑顔がいいなと思った。スーパーも写っていて、生活圏が見えるのが読んでいて楽しい。2019/02/03