内容説明
キューバ中央部にあるにぎやかな街、サンタクララ。チェ・ゲバラのゆかりの地としても知られています。この街にくらすエリオは、野球が大好き。毎日のようにお父さんといっしょに練習しています。キューバ代表の選手になって日本で試合をするのが、エリオの夢です。
毎日学校へ行く前に近所の人たちにあいさつをしてまわったり、なにかあるとすぐにみんなが抱きしめてくれたり……ものはあまりないけれど、心はあたたかい、キューバのくらしを丹念においかけました。将来友だちになるかもしれない、だれかの毎日。世界36か国で写真家が撮り下
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
73
野球が大好きでそしてとても強いエリオ。団地の住んでおり、みんなで協力し合って生活や子育てをしているよう。キューバはお金持ちも居なければホームレスのような貧困の方も居ない。エリオの夢が叶い、いつか日本でプレー出来る日が来るといいね。2022/01/19
猫
9
図書館本。いろんな国の子供たち(ともだち)の生活を覗いてみよう、なシリーズのキューバ編。野球の国の野球荘園、エリオの毎日。社会主義国で、アメリカからの経済封鎖のせいで物資など色んなものが不足しているけど、何でも直して分け合って助け合って暮らしている。学校は、10時のおやつと昼休み以外休み時間がなく、しかも16時まで授業で、宿題も多く、なかなかハードそうだった。2019/02/28
ツキノ
5
世界のともだち27 チェ・ゲバラのお墓がある街サンタクララ。キューバの野球が強い秘密がわかる。ホームランよりチームの作戦どおりにバントを決めたときに拍手喝采。大切に使っているグラブやボールも素敵。2016/09/21
みなみ
3
このシリーズは何冊も読んでいる。今回は野球つながりでキューバ。日本だと少年野球はもはやみんなが楽しむものではなく、チームに入って親が送迎しないと成り立たない…野球の在り方の違いがあるのだなあ。キューバは学校の授業も長く宿題も多いらしい。いろいろな国の初等教育を知ることができる本。2018/08/04
きさ
2
キューバって聞いたことがあったから手にとった本。資本主義国?じゃないから物が圧倒的に少ないし、働く場所も国が提供される。キューバは日本と全然考え方が違うから衝撃を受けた。キューバでは近所に住んでいる人同士で食料を分け合うし、助け合う。温かい人々だと感じる。人と助け合う事って素晴らしいなって思う。2017/01/22