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内容説明
日本の文芸術は「歌」から始まる。そこから技を磨いていった。歴史と想像入り混じる「虚実皮膜」で遊ぶ近松・南北・秋成、「私小説」というジャンルを築いた四迷・独歩・花袋。日本文学を案内する第一弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
90
この文庫版も23冊目となって今後も続いていくのでしょうか?今回は私の読んだ本がかなりあって参考になりました。日本の古典ー奥の細道、土佐日記、雨月物語など―あるいは虚子、半村良、五木寛之、つげ義春、村田紗耶香までのかなり広い範囲での評論が述べられています。結構以前にWebで読んでいたものがありました。Webの方が本に感想などを松岡さんが書きこんでいる痕跡も見えるので考え方の軌跡が参考になります。2022/03/03
がんちゃん
1
久しぶりに、いろいろと刺激のある読書であった。読んでみたくて書店に走ったが、すぐには手に入らないのが残念です。①日本アパッチ族②風の王国、それから田中貴子さんの著作を探す。松岡正剛さんって結構有名人なのね。世間知らずの私です。2023/05/24
Shori
1
Web 梶井基次郎の檸檬創作の裏側が面白い。外からの勝手なイメージとの違い。作家が確信犯的に書いた表現の切れ味。2023/02/19
じろう
1
松岡正剛さんの千夜千冊シリーズは好きでずいぶん読んでいる。書評を読んで、読んでみたいなあと思うことも多い。この冊に関してはあまり読みたくないなあと思う本があった。鈴木いずみ(若い頃読んだけど。)なんか怖いよなあ。女の情念というか。松浦理英子これも絶対読みたくない。女が静を真っ向勝負で語るからか、レズビアニズムだからか、男の性露悪は平気なのに(同書で扱われている好色一代男はぜひ読んでみたい。)女は否定しちゃうのか。説明付かないし、いい言葉も見つからない。2022/11/02