角川ソフィア文庫<br> 千夜千冊エディション サブカルズ

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角川ソフィア文庫
千夜千冊エディション サブカルズ

  • 著者名:松岡正剛【著者】
  • 価格 ¥1,694(本体¥1,540)
  • KADOKAWA(2021/01発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784044004507

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内容説明

サブカルチャーの起こりは1世紀前のアメリカに遡る。ブルース、ジャズ、グラフィティが「クール」に文化を騒がせた。戦後日本の表現史から「おたく」の誕生、マンガ、ラノベまでサブカルの系譜を辿る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

99
松岡さんの文庫版による千夜千冊の19冊目でサブカルチャー関連の本が中心です。サブカルチャー自体は比較的好きなのですが、本となると私の苦手な分野でこの中で読んだものは2冊あっただけでした(植草甚一と君の脾臓を食べたい)。日本の本で言うとユーミンやポケモンがらみのもの、海外ではヒップなどの関連の本があります。私が今後読みたいと思ったのは、スーザン・ストラッサーの「欲望を生み出す社会」です。2021/02/06

中玉ケビン砂糖

62
セイゴオ沼にハマりそう(そんなんあるんか)。「萌」の一語でこの領域を象徴させているように、セイゴオ先生の語り口が時折(あさっての方向へ異様なまでの熱量で)チャーミングになるのが……憎めない(笑)。ハイカルチャー(伝統芸能を始めとした古典への教養など)に対置されるものが「サブカルチャー」(当時は新劇と呼ばれていた現代劇や前衛的諸芸術)であるなら、こんにち「サブカル」とキャッチに呼ばれる膨大かつ茫漠な諸々は一体何なのか。2023/11/04

緋莢

14
図書館本。都築響一『賃貸宇宙』のところで、<この人の『TOKYO STYLE』を見たときは、やられた。>と書いていますが、自分もその良さを十分に理解出来た&説明できるとは言えませんでしたが、インパクトがあったのを覚えています。『賃貸宇宙』は積読にしているので手に取ろうと思いますし、追記で書かれていた『バブルの肖像』、『ヒップホップの詩人たち』にも興味を惹かれました。ルース・ベネディクト『菊と刀』という書名は知っていましたが(ただし、読んだことはない)(続く 2024/04/07

スプリント

12
博学ぶりに毎度驚嘆します。 興味深い本が沢山紹介されています。2021/02/26

Miyako Hongo

6
このシリーズ、前から気になっていたのでキャッチーなタイトルに惹かれて購入。□雑誌編集者として流行に目配りするために広範囲な知見を得ているのは間違いないが(タイムマシン商法とか実践してそう)、視点が研究者のそれ。新聞記者や週刊誌編集者なら一般大衆に向けて書くこともできるんだろうけど、恐らくこの作者の対象読者は“インテリ”。文献漁って俯瞰の視点から理解はするけど、フィールドワークはやらなさそう。コンサルやって現場に嫌われ会社潰すタイプだと思う。□オタク的には“まあ勝手に言っててよ、私のいない所で”って所。2021/03/20

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