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内容説明
SF、遺伝子、意識・・・。地球生命圏には、まだなお未知の情報生命があっても不思議はない。先人のさまざまな考察を生命の進化、ゲノムの不思議、意識の不可思議等々から、多角的に分析。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
113
4冊目は題名の通り生命科学や理科系の本を取り上げられています。最初にはSFの作品で有名なものが3冊挙げられています。私も読んだものばかりなのでこのような読み方をしているのかと気づかされる場面が多くあります。ただ読んでいない本などはこれほど懇切丁寧に分析してくれるとすっかり読んだ気になってしまうのが欠点ではないでしょうか?幅広い分野を読んでいます。2018/11/29
阿部義彦
24
松岡正剛さんの千夜千冊シリーズ前回の特集はお手上げでしたが、今回はかなりスリリングで楽しめました。というのもこれこそ編集の妙、追伸でも書いてますが、SFをひとつの取っかかりとしてそこから思索を広げてニューエージを刺激的に語っているからです。中でもやはり、ディックは正剛さんも特別扱いをしていて、その著作「ヴァリス」を取り上げてメロメロ振りを発揮してます。ティモシー・リアリーは二十世紀を飛び越えて「二十一世紀の大作家」と名付け「量子時代の創作哲学者」と褒めちぎった、とあります。SFファンは必読の書。2018/10/24
春風
20
ブックナビゲーションサイト『松岡正剛 千夜千冊』のエディション「情報生命」。情報生命のスケッチから入り、科学寄りの議論、理論篇、そしてSF的想像力による飛躍を楽しむ構成となっている。生命ほど、語るに多角的な視座が必要なものはないであろうし、本書ほどその視座を縦横無尽に提示し、思索の道標となるものもなかろう。そのアンソロジーの妙を楽しむには格好の一冊である。「鳴りやまない編集。発現する生命。」とは帯の言であるが、ここに自分は本そのものも見、その親和性を想うものである。2019/07/21
Akito Yoshiue
10
この巻は自分には難解な書籍の紹介が多かった印象。2018/09/25
なおこっか
7
DNAについてちら考える程度で生命科学とは縁遠い私でも興味を持てるような、文学や哲学を散りばめた親切な入口設定に、楽しく読めた。バラードの『時の声』は読まねば。門外漢ながらベイトソンやシュレーディンガーにも興味。ただ三章あたりは門外すぎてぽやぽやしてしまったが、パウリ→ユング→シンクロニティあたりでまた興味覚醒、『AKIRA』に至ってニヤリ。読後、ストロガッツが微分積分でウイルス生成消失速度を計算したなんて、以前はスルーしてた話題にも反応するようになった、自分の影響されやすさを実感。浸りました。2019/06/13
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