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内容説明
神々のロゴス、哲学の劇場。なぜヨーロッパ思想が世界を制したのか、プラトンからフランス革命までをたどる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
103
松岡さんの文庫によるこのシリーズも11冊目となりました。まだまだ続くような感じです。今回は西洋世界に関する思想などを中心とした本が採り上げられています。プラトンによる「国家」から始まり、バークの「崇高と美の観念の起源」まで30数冊です。いくつか読んだものがあるのですが、とても松岡さんの読書量とその読まれた本のレベルの高さには追いつけないのでこのような本でそのエッセンスを楽しめるのは有り難い限りです。2019/09/03
ばんだねいっぺい
24
もう一度、大学で学べたら、腰を据えて哲学やりたいなぁという欲を駆り立てられた。プラトンってチョコプラまたいな体型だったのかな?モンテーニュのエセーだけは、がんばって、読んでみるかぁ。楽しいかなー、心配だ。2020/06/28
karutaroton
16
ようやく読みきれた。バレンタインデーに。笑 そうでなくても難しい千夜千冊の、西洋哲学に関する書評をまとめたもの。レスラーだったプラトン、自慰にふけったアウグスティヌス、ゴシックの語源ゴート人らしさ、マニアックな語源マニエリスム、等々… 崇高が恐怖と紙一重、とか、うーん、分かったような分からんような。でも、何ヶ月か経つとまた読みたくなります、千夜千冊。2020/02/14
なおこっか
3
神と国と哲学を同時に読み解く。編集者・松岡正剛の真骨頂。細分化され狭まる知識範囲とは真逆の、世界を広げる読書。ただ読み手として心もとない己は、カエサルやシャルルマーニュなどのHistoryがStoryとして語られるならウキウキ読めるが、ライプニッツのように数学まして微積まで話題が及ぶとちんぷんかんぷんである。それでもロヨラさんや、パラケルススや、南方熊楠が縦横無尽に思想と土地を闊歩したことには惹かれるし、その一端に触れたいものだと思う。あと國分功一郎さんの著書を、わからないなりに読んでいて良かったよ…。2025/03/31
岩間 宗達
1
読了。ヨーロッパの思想史を誕生から18世紀頃まで取り扱った内容。今回特に印象的だったのは松岡氏のライプニッツ愛(?)である。通常よりもかなりの紙幅を割き取り上げている。私も挑戦してみたいがいつになることやら。2023/12/27
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