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内容説明
古代から近代までのアジアと日本の関係とその変転、そして歪められた近代アジア史の問題点を考察。アジアにおける日本の立ち位置を考えるうえで必須の一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
97
この文庫版も15冊目となったのですね。これからもどんどん出してもらいたいと思っています。この本では近代アジアに絡む本を選んでいます。私が読んだのは2冊しかなく、宮崎滔天「三十三年の夢」と安彦良和の「虹色のトロッキー」です。後者はコミックですがよく調べられているということを言っています。私も楽しめました。その他では坪内隆彦の「アジア英雄伝」が面白そうな感じでした。2020/05/01
静かな生活
2
果たしていまという時代(リオリエント)が大変革期なのか、はたまた暗黒時代なのかは神のみぞ知るといったところ。2022/04/15
森江 蘭
0
日本は亜細亜を忘れてしまっている気がする。脱亜入欧は感心しないけれど、ヨーロッパ文明を相対化するに対するアジアの文明について、日本はもっと意識的でもいいんじゃないだろうか。中国の一帯一路構想は結局、中華思想の露出に過ぎないし、韓国の事大主義(日本も)も変わらない。グローバリゼーション(所詮これも西洋文化の発想)に対する、リージョナリズムとしてのアジアをもっと注目すべきだろう。アジアには、未来がある。2021/10/17
Masato Hayakawa
0
知らないことが多すぎることを気付かせてくれる本。