出版社内容情報
超高齢社会のなかで、誰もがもっとも恐れていること。それが「認知症」。
けれども「ボケなんて老化現象の一つ。〝ボケたら人生終わり″と悲観するのは大きな間違い!」と喝破するのが、いま『80歳の壁』や『どうせ死ぬんだから』など、著作がヒットし続けている和田秀樹先生。
「認知症ほど誤解されている病気はない。誤解の1つは認知症は何もできなくなる病気ではないこと。
2つ目の誤解は、不幸のどん底のような病気みたいに思われているけど、実はだんだん幸せになっていく老化現象なんです」と、高齢者医療に長年携わったご自身の経験から、先生は語られます。
「みんな死ぬ」という真理と同じくらいに、年を取ると大なり小なり「みんなボケる」。
それにもかかわらず、正しい知識がないために認知症をむやみに恐れて、本来楽しくあるべき人生をつまらなくしてしまっているのは、もったいない。
認知症にまつわるあらゆる誤解を解き、ボケてもボケなくても幸せに老いることができる、和田先生の新提言満載の1冊です。
内容説明
老いらく上手の5つの新常識!1.真面目な努力家よりお気楽じじい。2.良妻賢母よりおしゃべりばあさん。3.年甲斐のない高齢者でやりたい放題!4.迷ったら「楽な道」を選ぼう!5.「認知症は人生の終わり」じゃない。
目次
1章 みんなボケるんだから―私が認知症になったら、迷わずすること
2章 「ボケても意外と何でもできる」という事実―私が認知症と向き合ってわかったこと
3章 「ボケ上手」への第一歩―自縛をほどいて自由気ままな思考に転換する
4章 「ボケても幸せな人」の生活習慣―前頭葉を刺激して脳の老化を遅らせる
5章 ボケとは「幸せな人生」の総決算―人はもともと「幸福脳」!ボケると“幸福度”は増す
著者等紹介
和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長。高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたり高齢者医療の現場に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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