内容説明
奇跡はいつも何気ない日常の一コマにあると思う。そしてそれは、ちょっとした心の在り方なのかもしれない。現代人の「落とし物箱」。
目次
月を探す(月を探す;バスクリンが好き;宿題;手間はかかるが;洗い場のプロ;ナデテ;失敗を重ねて;ちょっとした奇跡;いないけれど;舅の愛車;姑と;パズルのピース;心をこめて)
柔らかなお腹(賄いスペシャル;縁日のヒヨコとサステナブル;四月の約束;パソコン教室;鉄板替えましょうか;スタートライン;ショーン・コネリーとハリソン・フォード;どうすれば;柔らかなおなか;六月の約束;身近なアート;猫の額;ありがとな;いらっしゃいませの裏側に;夫の家出;やっぱり健康が一番)
ノンアルコールビールとシロナガスクジラ(機織りの音;書くことは生きること;頑張った匂い;雑談もおもてなし;フジタさん;重さの理由;おいしかったやろう;ノンアルコールビールとシロナガスクジラ;姑の葬儀;最悪の一日;接客も味のうち;月夜;歴史が動いた日;我が家にようこそ;彼岸の日に;結婚式;凧とヨモギ;おつかれさま)
著者等紹介
鈴木由紀子[スズキユキコ]
1963年生まれ。岐阜県大垣市出身。看護師として勤務後、結婚して愛知県へ。家業の飲食店経営を切り盛りするかたわら、エッセイ講座に通い、日々の出来事や思いを作品に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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