内容説明
鮮やかな斬り口だった。矢先稲荷脇で発見された死体を検死した青柳剣一郎は剣客による犯行と判断。三月前の刃傷事件と絡め、連続殺人を疑い探索を始める。浮上したのは同じ頃に一刀流仁村道場の師範代を辞め、姿を晦ました神村左近という男だった。一方、その道場の門弟高岡弥之助は事件当日、現場付近で左近を目撃、独自に追っていたが、第三の死体が発見され…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
111
風烈廻り与力・青柳剣一郎「砂の守り」34巻。弥之助とるい又々剣之助のような展開になるのかハラハラ・ドキドキですね、傲慢な内与力長谷川四郎兵衛さん、剣一郎は風烈廻り与力ですよ担当が違うのにちょいと言い過ぎでは(・へ・)2016/07/22
いつでも母さん
97
青痣与力の34巻『守破離』の守の巻!るいの恋も実りそうで嬉しいが、公私混同しそうな及川が不気味。息子可愛さにばか父の予感。早く破の巻を読みたい。今回、『型』基本ってことですよね。その大切さを学んだ何人かがいた。先が楽しみです。るいのお相手・弥之助もこのまま愚直に生きて欲しいと願うばかりです。2016/05/09
夢子
21
信州のある藩の御家騒動の話と、剣一郎の娘の結婚相手が見つかる。ハンサムでしっかりしていて心優しいお相手だが、娘の縁談の息子の父親が邪魔をしてなかなか前途多難のようだ。御家騒動は解決するも、娘さんの縁談は大変そーだ。2024/12/12
ベルるるる
21
るいに想い人が! 面白いな~。2017/01/26
あかんべ
9
及川さんが黙っててはいないだろうと思っていたが、なんと山流しとは。江戸から離れられない剣一郎と二段構えの巻になった。2016/11/18
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