内容説明
「ふたりで暮らすにはあの世しかない…」想いを遂げるため情死を選んだ吉原の遊女と沢次郎。沢次郎の正体は、庄内藩酒井家の勤番者・大出俊太郎だった。その亡骸の検視をした青柳剣一郎は、酒井家家中の者たちの言動に不審を抱く。剣一郎の命を受け、倅・剣之助は鶴岡へ赴き、藩内の確執を探り出すが…。哀しい男女の末路に秘められた、驚くべき陰謀とは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夢子
18
江戸の与力の痛快時代劇の物語で、とても面白くてまた、続きものが読みたくなりました。この本が一番新しいものなのでまた、最初から読むと楽しいと思います2024/05/17
ベルるるる
17
前作に続いて、江戸の剣一郎と酒井にいる剣之助の連携で事件は解決。離れていても親子の絆がしっかりしているのが読んでて嬉しい。それにしても剣之助の剣の腕が上がっててすごい!若いから、これからもっともっと強くなるね。2016/12/08
昌子♪♪
1
剣一郎さんはいうに及ばず、またしても剣之助さんお手柄♪志乃さんのお顔って、どんなん(〃艸〃)2017/08/29
HIMEば~ば
0
推理時代小説、、予想のつかない展開だった。 楽しく読めた。2017/05/28
匂當内侍
0
江戸時代刑事物2016/05/21