内容説明
捕まるわけにはいかぬ――
一味の頭の執念の因とは?
偽の噂、嘘の手掛り、身代わりの盗賊まで仕立てる“天狗小僧”一味。
剣一郎の鋭利な読みと真摯な言葉が、賊の頭を追い詰める!
武士率いる押込み一味“天狗小僧”が箱根の関を越えた!
東海道を荒らす賊の報せを受けた風烈廻り与力青柳剣一郎だが、虚報を掴まされ、入念な仕込みで悪名高い一味の手玉に取られてしまう。
そんな折、剣一郎は浪人塩崎弥十郎と出会う。破落戸の足蹴を黙って受ける温順な男だった。塩崎の下宿する道具屋が相場の倍で買い取られていたと知り、剣一郎はある疑惑を抱く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
108
恨みとは当事者にしか分からないのだ。 毎年一輪の梅が咲く頃、帰れない場所、引き裂かれた相手を想う気持ちは増すばかりなのだ。この理不尽な状況は誰に向かう··そんな執念を描いたシリーズの第69弾!今回も面白く読んだのだった。2026/02/28
goodchoice
1
人の執念とはかくも深いものか。大好きな風烈廻り与力シリーズ、可能な限り続いて欲しい。ここのところ上田さん、藤井さんと時代小説作家の大御所が立て続けに亡くなられ、小杉さん、ご健康に留意され、長く執筆をお願いします。2026/03/23




