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内容説明
楓引き渡しの交換条件として、得意の西洋料理を封じられたケンが、使者として遣わされた先は、信玄亡きあとの武田家! 信玄の温情で武田から脱出したケンにとってそこはかつて捕らわれた地だが…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
流言
38
『結局なんとかしてくれるんだよなぁこの人は』の台詞通りに、ケンがなんでも解決してくれる。それ自体はいいのだが、その過程の説得力が物足りなくなってきた。西洋料理であって西洋料理でないピラウだから約束を違えていないは強弁だし、狩野永徳は熱心だから信長と繋がることで刺激を受けることができるというロジックもきれいには繋がっていない。上杉謙信のキャラクター造形も平凡で、この作品ならではという掘り下げ方に欠ける。蘭奢待のエピソードは緊張感を持って読むことができたが、今後物語が佳境に入って、どうしめくくるか不安が残る。2015/08/29
コウメ
33
オイスターソースが作れるようになって料理の幅がいっきに広くなってそう。果心居士がめっちゃ悪者顔2020/02/16
kagetrasama-aoi(葵・橘)
29
「信長のシェフ」第十三巻。狩野永徳登場、上杉謙信に献上された「洛中洛外図屏風」は現存しますよね、上杉博物館に。凄いですよねぇ、歴史的遺物が生で観られます!永徳に出した料理の件は楽しかったです。そして上杉謙信登場、素敵なオジサマキャラ、信玄を偲ぶ姿に胸が熱くなりました。ケンは料理だけでなくお酒にも精通しているんですね!萬歳幡と鮎の件はちょっと……。公家が帝のお気持ちを理解してないって設定に無理があるような気が。まあ、ストーリィ展開面白いから良いんですが。2024/06/18
たべもも
25
果心となった松田が予言者としてのさばっているのが腹立たしい。酒好きらしい上杉謙信でもカクテル飲む姿はちょっと可笑しい。謙信と信玄のライバル関係が良い。2015/08/20
シーナ@食べ物漫画好き
20
13冊目 マニアックな歴史描写が勝ちすぎてる気もしてきた「センゴク」を読んでるみたいな。勝頼に太平燕、干し牡蠣でオイスターソース。狩野永徳にピラフ。上杉謙信のバーテンダー!? 日本酒でモヒートに泡盛でテキーラサンライズ。鯰の鮎もどき…だいぶ身質が違う気もするが面白い料理。そして本能寺の変のフラグが立った。2017/05/09