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内容説明
津田宗及のもとを訪れた明智光秀は、ケンが謀反を察知していることを知り、敵対することを決意する。一方、秀吉の陣にたどり着いたケンは、本能寺の変を阻止するため、真実を打ち明ける決意をし…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
だまし売りNo
35
ケンは本能寺の変を防ごうとする。歴史を変えようと積極的に動く点で序盤とは異なる。しかし、本能寺の変は阻止できなさそうである。ここでも秀吉を動かした結果、大返しがスムーズに進んだと主人公の行動によって歴史通りの結末となりそうである。『信長のシェフ 35』には「戦争はゲームと異なる」との言葉がある。これはその通りである。人間の感情は重要である。ゲーム感覚は人間性の対極にある。 2023/08/19
こも 零細企業営業
20
本能寺の変が始まっちまう！！！毛利を包囲していた秀吉を京に撤退させたけど、毛利の追撃をケンと黒田官兵衛が止める。停戦交渉に行き着きたいケンと黒田官兵衛、そして毛利の代表の小早川と当主の輝元だが。毛利側の兵士達は頭に血が登って追撃させないと矛先を当主達に向けるかもしれない。その彼等の頭に登った血を如何に落とすか、、それをケンは当主筋には弁当で、兵士達には飯を炊く煙で一策を講じた。コレを知り黒田官兵衛が腹黒いと笑う。そして、本能寺へ向かった明智光秀の前に立ち塞げるのか？？結果はまだ出ない。2023/07/13
えも
12
いよいよ本能寺の変の前日。ケンは秀吉にすべてを告げ、秀吉は高松城から京都へ向かう。史実より早い帰還で、果たして歴史は変わるのか？▼いよいよクライマックスですね～。2023/09/03
笠
5
3.5 新刊読了。意味不明な動機で挙兵した明智の暴挙を止めるため奔走するケン。秀吉の「大返し」を演出するため、対毛利の講和をまとめて秀吉軍を撤退させる。いつものように効果抜群の料理外交、突飛だけどこれこそが信長のシェフだよな。輝元もなんか変なキャラだし、恵瓊も出てこないけど。確実にクライマックスは近づいているが、最後もきっと料理で解決してしまうのだろう。どういうラストを描くのか楽しみ。2023/07/17
恵美
4
毛利との和睦もなせるケンの料理。警戒して料理を京に入れなかった光秀、賢い！ ケン、楓はケンを嫌いではないですよ～。間違った確信を持たないで！2023/08/13
