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内容説明
やっと再会できた三郎とまゆみ。三郎が、「月のたまご」を救出している間に、王国では、ずるがしこいダガーの勢力が大きくなっていた。その状況をさぐるため、単身旅だったまゆみ。指をおそった激痛で、まゆみの危機を直感した三郎は、アラエッサとストンストンをつれ、王国とまゆみを救うため立ち上がった。愛と冒険の大ロマンPART4。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かのこ
45
不吉な予感に襲われた三郎は、王国とまゆみを救うため、アラストコンビと共にシブシアを目指す。道中立ち寄った町でストンストンが見込まれて…。 強烈キャラクター・ナレンナーさん登場。銀行で毎日読みあげられる戒名のくだりは面白すぎる。二人の出会いってこんな感じだったんだ~。 表舞台から失脚したカメレオン総理の脱出劇も印象的な四作目。 シリーズの雰囲気にだいぶ慣れてきて続きが気になる。2017/07/02
megumi♪
11
まだ物語は動かず、色々なところで色々な人々があれこれ行動しています。政治的なきな臭さも目立つ巻で、ヌラリン中佐はかわいそうでした。他の話で強烈な存在感をはなっているナレンナーさんが初登場。めちゃくちゃな方だけど憎めない魅力のあるキャラクターです。2020/06/26
紫伊
10
三郎、まゆみ、ストンストン・アラエッサコンビで離ればなれになる。まゆみはひたすら一途に三郎を想う。寄り添う仔馬のピーターが本当に優しいです。ストンストンとアラエッサコンビは一番軽いように見えるけど、心情やセリフが奥の深いことを言っていると思うのです。また、カメレオン総理の脱出のところではやるせない気持ちになります。欲望など暗いところまで書いているところは好きです。2014/06/29
翔(かける)
9
物語としての動きは少ないけど、けっこうおもしろくて読み終わるのがあっという間だった。カメレオン総理のヘリ脱出とか、ミッションインポッシブルのトムクルーズみたい(笑)。中佐は気の毒だったけど、こういう無情な選択もさくっと描かれるのがクレヨン王国らしいなと思ってる。ストンストン、軽率に契約にサインしてるけど大丈夫か?たぶんなんとかなると思うけど、心配だ〜。2022/12/07
あおさわ
6
さらにシビアな展開に。カメレオン総理の脱出の件で濡れ衣を着せられた中佐が哀しすぎます。まゆみちゃんと三郎さん、早く再会して;;こちらが照れてしまうほどの純愛と、悪辣な陰謀がやわらかな雰囲気で表現されてて面白い!さあ二人は無事再会できるのか。そしてストンストンとアラエッサは合流できるのでしょうか…。2011/12/24